今年もLeague of LegendsにWorld Championship(Worlds,WCS)の季節がやってまいりました。
引き続きコロナ禍が続く中での開催となる今大会。doinb選手がすごい仕上がってて楽しみとか、khan選手にトロフィーを掲げて欲しいとか、なんか引退したはずのvizicsacsi選手も出てくるし、個人的に思うところ様々なのですが、我らが日本リージョン・LJLからもDFMが参戦しております。私は今年リアルタイム観戦があまりできず、起床後の楽しみとして観戦していました。
大丈夫だ、今年のDFMは強い。私が起きたらDFMは勝っていて、プレイインステージを勝ち進んでいるはずだ。ふふふ、ほらやっぱり勝ってる。これは予想通り2位かな、Bo5が楽しみだな・・・。
そしたらなんかUOLがC9に勝ちそうになってるし!?
えっ!?1位タイブレーク!?Bo5無しでグループステージいけるの!?
あああああああああああああ!
LJL初、グループステ―ジ進出!!
おめでとうDFM!!!BEST16入りだ!!!
喜びの余り8日は朝から晩まで暇さえあればずっとDFM vs C9のタイブレークを見てました。そして今朝我に返り、関連記事を漁っておりました。
いや、全然我に返ってないじゃん。でもしょうがないよね!だってピッケムでDFMが触れるんだぜ!?DFM優勝にしてニヤニヤできたりするんだぜ!?
前置きが長くなりましたが、この記事はその関連動画や記事のまとめです。
歴史的快挙までの道
LJL発足が2014年。日本サーバーが無い中での発足です。その後、2016年に日本サーバーが設立され、何度も世界に挑戦してきましたが、良くて1勝。予選通過どころか勝てれば御の字という評価で、一方的に負ける試合が続いていました。
私がゲームを始めたのが2016年の5月、観戦を始めたのが2017年のMSI(5月)以降だったのですが、LJLと国際戦とのレベルの余りの違いに愕然としたのをよく覚えています。
しかし、2018年WCSにてDFMが国際戦での素晴らしい試合をし、その評価が覆されたのです。マイナーリージョンながら好試合を繰り広げる地域として注目されるように。2019年にはメジャーリージョンの一角であるLECのチームSplyceに勝利(当ブログ記事)。LJL自体のレベルも徐々に上がっていき、2020年・2021年も、コロナ禍で再三オフライン・オンラインと会場が変わる中、レベルの高い試合を繰り広げました。
- 【NAに勝利】MSI2021 Day2、Cloud9に雪辱を遂げた日 - DFM BACKSTAGE エピソード4【LoL/ドキュメンタリー/League of Legends】 - YouTube
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DK vs DFM|Groups Day 3 Game 3|2021 Mid-Season Invitational - YouTube
そして、今年2021年のMSIでは再びDFMがLJL代表として出場。Aria選手をMIDレーンに据える為、サポートに選手を退いて久しいKazuコーチを据えるというリスクを取った中で、C9に勝利し、優勝候補DWGKIAを圧倒するなどレベルの高い試合を展開しました。
今年の秋、もしサポートにGaeng選手が帰還し、DFMが完全な形でWCSに出場するのであればグループステージ進出の可能性が高いのではないか、と注目されました。
今回のグループステージ進出は、そんな期待の中での快挙でした。
もっとも、今回の早いグループステージ進出には、いくつかの幸運もあったでしょう。開催国がMSIと同じアイスランドであった事で、ある程度見知った場所でプレイできたこと。初戦で新しいピックを持ち出して勝利できたこと。もし総当たり戦のBo1が1回ではなく2回であったら、2周目では対策されて沈んでいたかもしれません。UOLがC9に勝たなければ、1位を賭けたタイブレーク戦もありませんでした。
しかし2018年と違い、今年はダークホースでもなんでもない。そんな中でのグループステージ進出はとてもすごい事だと私は思います。
もし何も知らずにこの記事を開いた方がいらっしゃいましたら、こういった歴史を踏まえて動画や記事を見てみると、また違った印象になるかもしれません。
プレイインステージ DFM試合動画
通しで見てニヤニヤしたい人向きです。日本語実況は現在Twitchアーカイブのみ。Twitchの個別試合動画もあがっていたので、Youtube動画もそろそろあがるはず。アップロードされているのを確認したらこちらにも掲載します。
UOL vs DFM(Day1)
- LoL Esports(スタッツ表示有、英語実況)
- Youtube(英語実況)
- Twitchアーカイブ(Day1フルバージョンでは4:37:38から、日本語実況)
DFM vs C9(Day1)
- LoL Esports(スタッツ表示有、英語実況)
- Youtube(英語実況)
- Twitchアーカイブ(Day1フルバージョンでは7:00:20から、日本語実況)
GS vsDFM(Day2)
- LoL Esports(スタッツ表示有、英語実況)
- Youtube(英語実況)
- Twitchアーカイブ(Day2フルバージョンでは5:22:06から、日本語実況)
DFM vs BYG(Day3)
- LoL Esports(スタッツ表示有、英語実況)
- Youtube(英語実況)
- Twitchアーカイブ(Day3フルバージョンでは1:55:24から、日本語実況)
DFM vs C9(Day3,タイブレーク)
- LoL Esports(スタッツ表示有、英語実況)
- Youtube(英語実況)
- Twitchアーカイブ(Day3フルバージョンでは4:51:45から、日本語実況)
関連動画(随時追加予定)
Draw Show(公式放送)
9月22日に行われた対戦相手が決まる抽選会の模様はこちら。各チームの説明も聞けます。グループBに入った事は、結果的には良かったのかもしれません。
インタビューなど
- DFM Steal interview: How LJL FINALLY made Worlds Group Stage - YouTube
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DFM Aria on how PERKZ TRASH TALK gave him motivation facing CLOUD9 - YouTube
DFM公式チャンネルより
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Yutapon選手にWorldsグループステージ進出を決めたことについて聞きました。【DFM/LoL/League of Legends】 - YouTube
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DFM BACKSTAGE Worlds2021 - THE DAY WE MADE HISTORY - - YouTube
関連記事(随時追加予定)
この記事を書いている間も関連記事が増え続けているので、良い記事を楽しみにまとめ。
グループステージ進出に関する記事
LJL発足時から現在までのDFMの軌跡をたどる4gamerの記事。一番詳細で、未プレイの方にも分かりやすいように書かれた良記事です。
上記の記事ではTwitchのクリップもあります。タイブレーク試合のポイントや勝利の瞬間を見たい方にもおすすめ。
インタビュー記事
- Aria: "I think I am at least the second-best, if not the best mid laner in my group." - Inven Global
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LoL : DFM Kazu Worlds 2021 : "Avec ce roster, le top 8 est possible" - Millenium
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Esport - League of Legends - Kazu : « Nous ne sommes pas là en vacances » - L'Équipe
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ここからが冒険の始まり―世界大会本選の初進出を成し遂げた『LoL』DFM Evi選手独占インタビュー | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト
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WorldsのメタはEvi選手?―念願の本選初進出を果たした『LoL』DFM Yutapon選手独占インタビュー | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト
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DetonatioN FocusMeのEvi選手とKazuコーチにインタビュー。「リーグ・オブ・レジェンド」の世界大会「Worlds」グループステージ前半戦を終えて
その他 メディア出演など
チームの評価に関する記事
2020年以前の記事
2018年
グループステージまであと一歩だった2018年当時の関連記事です。
当ブログの記事
グループステージまであと一歩だった2018年の当ブログ記事。当時の事を知らない方はどうぞ。
まとめ
今年は試合が一区切りついてから試合内容によっては記事をまとめようと決めていて、まさかこんな早いタイミングで記事をまとめるタイミングがあるとは思わず大変焦りました。
1位でのプレイインステージ突破、グループステージ進出本当におめでとうございます!
ここからが本番です。夢にまで見た世界中の強豪vsLJL代表チームの対決。DFMがグループステージでも力を発揮するのを楽しみにしています。
(2021.10.09 分かりやすくするために、いくつかの画像とツイート引用を追加。文章追加。ブログ内での検索性を考えて、略称を統一しました。相変わらず修正が多くてすいません。)
(2021.10.11 あれこれ動画を追加)