ウツギの日々趣味日記

ゲーム・アニメ・音楽・読書など。趣味のことをつらつらと。

今日の読書 #23 「ステイゴールド物語―遥かなる黄金旅程(イーストプレス)」

今日の読書は「ステイゴールド物語―遥かなる黄金旅程」ステイゴールドの競争馬としての活躍を追った一冊です。

 

とある競馬史動画を見て以来、すっかりステイゴールドのファンになってしまった私。もっとステイゴールドのエピソードを知りたいと思い手に取りました。

産駒が活躍してから注目を浴びた馬ということもあって、1冊まるまるステイゴールドの為に使った本としても貴重な一冊です。競走馬としての道のりを、彼のエピソードを交えながら丁寧に追っています。

デビュー後の逆走劇、シルバーコレクターとしての日々、目黒記念制覇、ドバイシーマクラシック、そして香港ヴァーズ。それらが、関係者のインタビューや著者の私見も交えながら愛情たっぷりに描かれます。特に私が好きなのは熊沢騎手のステイゴールド評。気まぐれだし悪さもするけど、一本筋の通った馬なのでしょう。彼の中にルールがあって、そのルールが分からないから「気まぐれ」や「気性難」と評されるのかもしれないな、と読んでいて感じました。それと、ステイゴールドはクラブ馬主制なのですが、会員の方のインタビューも載っていて印象的でした。

今日は凱旋門賞ですが、ステイゴールドの登録日でもあります。少し変わった経緯でステイゴールド、そして競走馬に出会う事になった私ですが、様々な偶然が重なってとても良い時期の出会いになりました。ステイゴールド産駒が好きな方にも手に取って欲しい一冊。

個人的にはウマ娘化もせず、今後も「あの癖馬の親父は誰だ!?」というおいしいポジションでいて欲しいです。

 

 

 

(2021.10.06 一部間違いがあったので修正。デビュー戦ではなく、デビュー後(3戦目、4歳未勝利戦)でした。失礼しました!)