4月6日の阪神7Rにて落馬、負傷した藤岡康太騎手が4月10日午後7時49分に逝去された事が本日4月11日、JRAから発表されました。
藤岡康太騎手は2007年に騎手デビュー。2009年ジョーカプチーノのNHKマイルカップにて初G1勝利をあげたほか、2018年神戸新聞杯のワグネリアン代打勝利、2021年京都大賞典でのマカヒキの復活勝利など、競走馬のピンチに駆けつけてくれる頼れる騎手であったと思います。
私にとってはウインバリアシオンを復帰初戦の2013年金鯱賞で3着につけ、有馬記念への道を繋げてくれた人物であり、そして何より、ナミュールに最高な勝ち方で初G1を齎してくれた大恩人でした。
騎乗でのご活躍はもちろんのこと、競馬ファンへの対応の細かやさや馬ファーストの謙虚な姿勢など、お人柄も尊敬できる方でした。このような形でターフを去る事になってしまい非常に残念です。競馬界にとって得難い人物を失ってしまいました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
