有馬記念2023感想です。ひええ刺さる時は強いなドウデュース!!
さて、予想結果は以下の通りとなりました。
予想結果
◎ジャスティンパレス:4着
〇スルーセブンシーズ:12着
▲スターズオンアース:2着
△タスティエーラ:6着
△ソールオリエンス:8着
☆シャフリヤール:5着
推しのスルーセブンシーズ以外はおおむね力関係は当たっていました。ただ、2頭無印だったのが響きましたね。
- タイトルホルダー:『なんとなく調教を見ても信じられない』→当日の様子も良かった。ちょっと動き硬くて心配だったけどやりきってた。
- ドウデュース:『かなり仕掛けどころの難しい馬。道中中団を確保できれば強いと思う』→武豊騎手が完璧にやった。
って感じで、疑問を感じて無印にしていた部分にきっちり解答をいただいた結果大外ししました。だから完全に私の力不足です!!当日予想してたら結果違ったから!と言い訳しておきます。くやしいいいいいい…。これ、真面目に予想するなら直前まで目が離せないですね…。
まあ、推しに良い印をつけての結果なので後悔はありません。スルーセブンシーズは2500はやはりきつかったですね。スタートダッシュからの位置取りでまごついていた分の消耗も激しかったと思います。途中で沈んでいってましたから。でもこれで凱旋門賞感想の時に出した「凱旋門賞好走馬・中距離馬説」が強化されたのでこれはこれで!
ん?ってことはさ・・・。ドウデュース長距離勝っちゃったんだけど・・・。惨敗した理由・・・。馬体重500以上で、長距離いけるのは・・・。
・・・。だ、大丈夫!ほら、あの時はまだ3歳だったしさ!2500とかほぼ中距離っしょ!やれるやれる!
・・・。
ジャスティンパレスはもう少し前で競馬できていたら3着あったかもしれないですね。追込み馬ってほど後ろから競馬する子でもないので、あの位置取りは辛すぎた・・・。☆つけたシャフリヤールが良い感じのレースしてたのでそれだけでも良しとしましょう。くう!
さて、感想です。
騎手の腕光る中山2500
今回は、序盤から終盤まで騎手の腕が光るレースでした。1着、2着は特に際立って見えました。
まず、武豊騎手の見事な騎乗としかいいようのない完璧なレース運びからのドウデュース末脚炸裂での勝利。テンション高めのドウデュースを上手く宥め、良い位置に付け、最後するりと抜け出し。前走、掛かり気味で難しい馬だと認識させられたばかりだったので、余計に鮮烈に映りました。これ戸崎騎手は全く悪くないわ。相当期間乗って慣れないと制御できない馬だわ。
意外だったのは位置取り。予想記事では「中団を確保できたら強い」と書きましたが、レースでは私のイメージよりちょっと後ろの位置取りから始めたので驚きました。しかしそこは馬の成長分なのでしょうか。終盤ワープしたかのような仕掛け、それに応えたドウデュースお見事です。スタートからゴールまでトータルで美しいレースでした。
2着のスターズオンアースは、3着予想をしていたので2着である事に大きな驚きはありませんでしたが、乗り方には驚きました。スタートを決めてから前にすっと入り込むような・・・。
あれ、ステイフーリッシュの時も、イクイノックスのドバイの時も、それから今年菊花賞のドゥレッツアの時も(*1)ルメール騎手は似たような事やってたんですけど、あの前に行く判断は何を見て決めるんでしょうね。本当にすごい。
ラストランのタイトルホルダーは3着 最後にもう一度、大逃げを
3着のタイトルホルダーはジャパンカップの時の力がそのまま出ての大逃げ、ジャスティンパレスの出負け分でなんとか残ったというレースでした。パドックも思ったより悪くなく、本馬場入場も悪くなく、レースまでのペースは戻ったようですが、今度は加齢の分の衰えが出てきたのかなという内容でした。
タイトルホルダーは今回が引退レース。最後まで調子の読み辛い馬でした。2021の逃げで惹かれ、2022の春天で夢を見たり、2022宝塚の時に純ステイヤーじゃないのかよとガッカリしてみたり、凱旋門賞でクロノジェネシスくらいは走るだろうと期待してみたり、調子を崩した後は終始私の心配性が出てモヤモヤ。思えば振り回されっぱなしでした。
最後に本来の走りを見れただけでも良かったです。お疲れ様、タイトルホルダー。産駒楽しみに待ってるぜ・・・。
(あ、引退式良かったのでぜひ・・・)
推し・スルーセブンシーズは12着に沈む ベストは2000ー2200か
一方、推しスルーセブンシーズは大敗12着。レース前の距離不安と大外枠への不安がそのまま出たようなレース結果でした。懸念通り、ごりごりの中距離馬だったスルーセブンシーズ。凱旋門賞後に立てた凱旋門賞中距離馬説が強化される結果となりました。
くそー、懸念を吹っ飛ばして欲しかった!
ベストは2000でしょうか。スタート後まごついたところや、道中位置取りで無理して前にあげたりして消耗した事を差し引いても、2400もきつい。そんな印象を受けました。後は調教後や直前の馬体重が変動はげしかったので、調整も上手くいっていなかったかもしれません。
スルーセブンシーズは今年5歳。クラブ馬なので、来年早々に引退する可能性もあります。できればもう一年だけ見たいところですが。今から目指すならサウジやドバイ、あるいは大阪杯か。宝塚記念リベンジは6月、少し遠い。難しいかもしれませんね・・・。ぐぬぬ。
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(一部間違え修正)
*1:今年の菊花賞、長距離戦ならざる激しい位置の取り合いが面白かった。時間あったら記事にしたかったな