天皇賞・春が近づいてまいりました。
今年は改装が終わった京都競馬場での初開催。更に例年に比べタレントが揃った春天となっております。新しくなった京都競馬場を制すのは果たしてどの馬か、個人的な所感など書き連ねました。
情熱に時間が追い付かず取り急ぎで書いたので関連記事は後で追加します。どうぞ。
注目馬と所感
今回はじめて真面目に予想してしるしをつけてみました。△の使い方これでええんか・・・？本命はタイトルホルダー、対抗ボルドグフーシュ。あ、あたるんだろうか・・・。
タイトルホルダーに食らいつくのは誰だ
特にタイトルホルダーは日経賞で復調を確認できたのが大きいです。上り最速・スタミナ豊富、不良馬場での勝利などなど好きな要素しかない・・・。正直めちゃくちゃ嬉しかったです。調子落としたから推しが勝てたなんて展開は一番嫌でしたから。
京都競馬場がどうなるかわかりませんが、不良馬場の日経賞で大勝利を収めた事を考えると、京都競馬場さえ合えば間違いなく本命でしょう。どうか最強の状態で戦って欲しい・・・。好走を期待。
有馬記念前くらいから本命候補として推しているボルドグフーシュは対抗。菊花賞や有馬記念の走りを見てこれは本命では！？と思ったのですが日経賞のタイトルホルダーの走りを見て意志が揺らぎました。でも、心の本命はボルドグフーシュです・・・。
現時点でのnetkeibaでは6番人気に甘んじておりますが、良い感じに舐められており私はほくそ笑んでおります。ふふふそうだ、もっと舐めるが良い・・・。
次いでジャスティンパレス。阪神大賞典がマジで良かった。神戸新聞杯みたいな展開になれば、ジャスティンパレスが圧勝する可能性もありますが、今回タイトルホルダーが先頭を引っ張る事がほぼほぼ確定しているので、初京都に読めない馬場、タイトルホルダーの作るペース・・・大丈夫か・・・？と思い▲に。
評価に困るのはアスクビクターモアで、日経賞の9着をどう見るかいくら考えても分かりませんでした。京都であることや馬場がどうなるか分からず△にしました。現在2番人気はちょっと意外でもありますが、枠順と菊花賞馬というタイトル、そして最近の調子を見ていたら妥当なんでしょうか。私が過小評価なのか・・・。
出走馬で最推しのシルヴァーソニックは5番人気。ネタ的に脚光を浴びてしまった経緯もあり、過剰人気しないかドキドキしていましたが競馬ファンは割と冷静なようです。私も実績的には上記4頭から少し落ちると思い△のしるしをつけてみました。でも、心の対抗は（略）
ここにプリュムドールやミクソロジーが入ってきたらもっと悩んだかもしれないと思うとここにいないのは残念ですね・・・。復帰後に期待です。
他にはディープボンドやブレークアップをねじ込みたいところですが、レースを見て順調に来ているのかどうか分からず今回は省きました。
穴馬はヒュミドールを推したいです。前走の好走は一瞬の輝きだった可能性も否めないのですが、晩成型の多いオルフェーヴル産駒であることを考えるとどうしても気になってしまいます。複勝くらいは買ってよさそう。私は買う。急に覚醒したらたぶん推してしまう。
あとはアフリカンゴールドが道中どのへんに居るかも気になります。ぶっちゃけ長距離は全然適性じゃないと私は思っているのですが・・・とりあえず無事に完走してくれ・・・！
血統的注目ポイント
今回、ディープインパクト産駒の出走が多く（*1）、次いで定番のステイゴールド系（*2）と2派のサンデーサイレンス系、マンハッタンカフェの孫（ガルボ産駒のエンドロール）やハーツクライ産駒（マテンロウレオ）もおり、出馬表をサンデーサイレンス系が席巻している状態。そんな中、ドゥラメンテ産駒（キングカメハメハ系）のタイトルホルダー、スクリーンヒーロー産駒（*3）のボルドグフーシュが食い込んでいるのが印象的。
昨年の出馬表と比べると、キングカメハメハ系がなりを潜めた代わりにディープインパクト産駒が台頭してきた雰囲気ですが、3歳戦線ではライトクオンタムなどディープインパクト産駒のラストクロップ（2019年没、ラストクロップは2020年生の2023世代）が走り始めており、この群雄割拠もすぐ見納めかと思うと少し寂しいですね。数年後にはディープインパクト孫世代が出馬表にずらり、なんて展開もあるのでしょうか。
ほかにジャングルポケット産駒（サンレイポケット）もおり、今回、血統的になかなかバリエーション豊かです。4着以下の着順も注目したいですね。
兄弟対決が二つもある！
有名なメロディーレーンとタイトルホルダーの姉弟対決の他に、アイアンバローズとジャスティンパレスの兄弟対決もあるのです！！！共に母パレスルーマーで半兄・半弟の関係にあたります。なかなか見れない兄弟対決が2つも見れるなんてなんという事！
天皇賞（春）(G1) 出馬表 | 2023年4月30日 京都11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
より引用（※印は私によるものです）更にメロディーレーンとタイトルホルダーについては同枠という姉弟推しにはエッモエモな展開・・・！要注目です。
今回の推し
散々書いてきましたがシルヴァーソニックとボルドグフーシュを推しています。この2頭で決まったら昇天する自信あります。
シルヴァーソニック
シルヴァーソニックは昨年春天の少し前から、3着が続くところにステイゴールドみを感じ「こいつひょっとしてG1でも3着くらいには突っ込んでくるのでは？」と注目しておりました。昨年の春天では落馬により着順がつきませんでしたが、道中のレースを理解した走りっぷりや、トラブルでも崩さない身体面・精神面の強さ、昨年ステイヤーズSや今年のレッドシーターフHCの勝ち方などなどでどんどん好感度が上がっていきました。大好きです。絶対良いところに来てほしいです。
正直なところ、人気上位馬と比べると実績面では一枚落ちる印象もありますが、D・レーン騎手の見事な騎乗に導かれて予想以上の好走をしてくれることに期待しています。絶対に賢い子ですし、スタミナも十分！京都の坂も大丈夫なはずです！今年で7歳なので、国内G1はたぶんラストチャンス、良い結果を残してほしいです・・・！
ボルドグフーシュ
ボルドグフーシュは神戸新聞杯から注目していました。私が大好きな「あんなに走ってまだ伸びるのか」という馬で、ラストスパートの走りがかっこよく、菊花賞2着、有馬記念2着と長距離G1で好走しています。この前の阪神大賞典でも2着、しかも4歳ということで伸びしろにも期待です。2400前後の好走も多く完全なステイヤータイプという感じでもないので、ここでの走り次第では長めの中距離も楽しみな一頭です。
鞍上については正直吉田隼人騎手にもう一回乗って欲しいなという気持ちもありました。でも川田騎手が先月のウシュバテソーロ騎乗のようにこの馬ならと信頼してペースを合わせられるなら勝てるはず。有馬記念の福永元騎手の騎乗はベストでしたが、あれ以上があると私は信じています。私の推しで長距離の川田騎手は・・・とかいう連中をまとめて黙らせてほしい！！！
京都競馬場の馬場はいかに：馬場経験まとめ
今回とても困ったのが、良馬場の経験しかない馬がとても多かった事です・・・。京都競馬場は土曜日の夕方から日曜の午前に雨が降るという天気予報があり、馬場の状態によっては、人気薄の馬が大勝利もあり得ます。ということで馬場毎の出走暦をまとめました。マジでここが分からん・・・。
重馬場・不良馬場で好走暦有りの馬（※重賞か否かは問わず）
◎：不良馬場での好走
〇：重馬場での好走
▲：稍重での好走有
△：稍重経験あり（※好走していない）
×：良馬場のみほか、特に注目度の高い勝利や好走には下線
×1-1 ジャスティンパレス(牡4、C.ルメール・杉山晴紀)
◎2-3 タイトルホルダー(牡5、横山和生・栗田徹) ※2023日経賞1着
〇2-4 メロディーレーン(牝7、幸英明・森田直行) ※2勝クラス
▲3-5 アイアンバローズ(牡6、坂井瑠星・上村洋行)
▲3-6 アスクビクターモア(牡4、横山武史・田村康仁)
〇4-7 ディープボンド(牡6、和田竜二・大久保龍志) ※2021阪神大賞典1着
▲4-8 トーセンカンビーナ(牡7、岩田望来・加藤征弘)
◎5-9 ヒュミドール(セ7、武豊・小手川準) ※4歳1勝クラスのダート：netkeiba
◎5-10 サンレイポケット(牡8、M.デムーロ・高橋義忠) ※ジューンS（3勝クラス）：netkeiba、稍重なら2022年京都記念3着
◎6-11 ディアスティマ(牡6、北村友一・高野友和) ※2023日経賞3着
〇6-12 ブレークアップ(牡5、松山弘平・吉岡辰弥) ※3歳未勝利
△8-15 エンドロール(牡4、永野猛蔵・青木孝文)
△8-16 シルヴァーソニック(牡7、D.レーン・池江泰寿)
▲8-17 アフリカンゴールド(セ8、国分恭介・西園正都) ※2022京都記念1着：netkeiba
追記：あれ？これってプボ大チャンスだったりする・・・？
（ブレークアップの馬場印：◎→〇に修正）
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（30日追記）珍しく自分の展開予想とほぼほぼ同じで驚きました。みんな考える事は同じか。ボルドグには本当にマイペースに言って欲しいですな。どうなるんでしょう展開。
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