天皇賞春感想です。着順よりなにより「淀の魔物出勤してくるんじゃねえよ…クソが…」というのが一番の感想です。全人馬無事が一番なんだって……!
ジャスティンパレスが冷静な好位維持から勝利!
2着ディープボンド、3着推しシルヴァーソニック!
中止◎タイトルホルダー
6着〇ボルドグフーシュ
1着▲ジャスティンパレス
11着△アスクビクターモア
3着△シルヴァーソニック
10着☆ヒュミドール
タイトルホルダーが沈み波乱の中、冷静に好位内側につけていたジャスティンパレスが抜け出しての大勝利。次いで前哨戦で調子を落としていたと思われていたディープボンドが2着、そして推しのシルヴァーソニックがごちゃつく展開を上手く避けてレースを運び、最後良い伸びを見せて3着へ。タフさを見せつけての好走を見せてくれました。
ジャスティンパレスは、いつも通り好位に付けてレース運びをしての1着という感じでした。すげえ勝ったうおおおお!というより、そりゃこうなったら勝つよなという妙な納得感のある勝ちっぷりでした。
でも彼ってステイヤーなんでしょうか?ステイヤーのわりに太くてムキっとしているんで(*1)、一番走るのは中距離じゃね?と思ってたんですけど・・・。阪神大賞典のところから分からなくなり、今回の勝利。走り方がなんか軽いし(なんで?)良く分からないこの子・・・。陣営はこの走りをどう見るのでしょう。次走気になります。
ディープボンドは前哨戦をどう評価すればいいか分からず、稍重ー重馬場なら走ると思うけど良馬場だと分からないな・・・という感じで見ていたので、最後伸びてきた時はおおっと思いました。お前を甘く見ていたプボよ・・・すまなかった・・・。
【#天皇賞春】
— netkeiba (@netkeiba) 2023年4月30日
ディープボンドの獲得本賞金は6億2960万円となり「G1未勝利馬のJRA獲得本賞金」としてはナイスネイチャの6億1900万円を抜いて歴代1位に。
※"JRAG1未勝利馬"ではステイゴールドの7億5430万円が首位。海外賞金含まず https://t.co/pwUWGrYUad
なお、ディープボンドは今回で、G1未勝利ながら6億もの本賞金を稼いだナイスネイチャの賞金を超えるという珍記録を達成したそうです・・・。嘘だろお前・・・。ナイスネイチャルートじゃなくてステイゴールドルート頼む・・・なんか・・・大団円で終わって欲しい・・・。
そして、推しシルヴァーソニックは流石の走りでした。今年も大外枠を引いてしまった中、レーン騎手の見事なペース配分と位置取りによって3着へ!本当に騎手の指示をちゃんと受け取って動く良い子!レーン騎手と息もあっていて見立て通りの好走をしてくれました・・・!内枠だったらもっと上の着順もあり得たなと思うと歯がゆい!あー!G1勝つところ見たい!!!
こうなったらこのままレーン騎手と共にメルボルンカップを目指して欲しいんですけど、検疫とか考えたら厳しいんでしょうか・・・。次走が気になります。
他には、もう一頭の推しボルドグフーシュが6着に。彼についてはひたすらラストスパート勝負。川田騎手に推しを信じてもらえなかったかもしれないという思いが強い・・・。
なんでずっと外側走ってたんだろう。内側でためてくれなかったんだろう。どうして途中でちょっと上げたりしてたんだろう・・・。そこまでの馬じゃないという判断なのでしょうか・・・。それとも単に、京都がとことん合ってないだけなのか・・・。モヤモヤの残るレースだったので、次走を見たいです。
淀の魔物来ないでくれ!
今回は着順はさておき途中の展開がすごくつらかったです。
- 【天皇賞・春】タイトルホルダーに何が起きたのか 栗田調教師が「競走中止」の状況を説明 | 競馬ニュース・特集なら東スポ競馬
- 【天皇賞・春】1番人気タイトルホルダーは競走中止 勝負どころで馬群に飲み込まれて鞍上が下馬 | 競馬ニュース・特集なら東スポ競馬
予想記事で「神戸新聞杯みたいな展開になれば、ジャスティンパレスが圧勝する可能性もありますが、今回タイトルホルダーが先頭を引っ張る事がほぼほぼ確定しているので、初京都に読めない馬場、タイトルホルダーの作るペース・・・大丈夫か・・・?と思い▲に」と書いたらタイトルホルダーがは右前肢跛行で沈んで(というより、横山和生騎手が異変を感じて止めさせた雰囲気でしたが)そのような展開になり、
ついでに「ぶっちゃけ長距離は全然適性じゃないと私は思っているのですが・・・とりあえず無事に完走してくれ・・・!」というような事を書いたらアフリカンゴールドが心房細動で沈み・・・。キーとなる2頭に波乱が起きた場合の展開予想がそのまま結果になった感じでした・・・。
私が書いた所為でこうなったんじゃないだろうなと思ってしまう展開ですごい辛かった・・・。
タイトルホルダーに関しては、本馬場入場からなんとなく走り方が普通?で違和感あって、ふとカメラに顔が映った時に途中で沈む展開が過ぎって、杞憂だろう落ち着けと考えないようにしたのですが・・・当たって欲しくなかった・・・。
後で読み漁った話、安藤勝己さんが解説でパドックからタイトルホルダーについて「入念にほぐしてるのが気になる」みたいなこと言ってたり(ツイートでも言及)、細江純子さんが「有馬の時よりは…」みたいな事を言ってたそうですね・・・。プロすごい・・・。(追記:具体的な違和感の場所は細江さんが肩を言ってるのは確認できましたが安藤さんの映像ソース確認できなかったので一旦省きました。実際の状態が分からんので続報待ちして関連記事に載せます。)
そして異変に気付いてすぐ馬を退かせた横山和生騎手はグッジョブでした。凱旋門賞の時の配慮の仕方といい、やっぱりタイトルホルダーには横山和生騎手に最後まで乗って欲しいと思いました。あの判断が無かったら大事故も全然あったと思うので・・・。本当はトラブル対処で褒めるより、好走したあとにすごいって書きたかったんですけど・・・。
本当にタイトルホルダーに関しては馬も騎手も悪くない、日経賞がかっこよかっただけに、勝負できないのがただただ残念でした・・・。
そして、不自然に沈んでいったトーセンカンビーナがで左前浅屈腱不全断裂。今年こそは全馬無事完走がみたかったので、本当に辛かったです・・・。
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(追記)3日18時頃、腱靭帯のエコー検査の結果、異常なしとの報。ひとまずよかったです。ただ、『普段のレース後より右半身の筋肉痛が強く出て』いるとのことで、じっくり休んで欲しいですね・・・。
(追記)心房細動で競争中止となったアフリカンゴールドもその後体調を回復。しかし次走は未定との事。・・・と、とりあえずもう長距離はやめよう!坂がきついコースであの逃げはきついって!せめて中距離で!
(5月4日追記)武豊騎手オフィシャルサイト2023年05月03日のコラムにて、『ボクが乗ったヒュミドールも、レース後の精密検査で軽度の骨折が判明したそうです。』とのことです・・・。
(5月23日 予想の結果一覧を追加)
*1:ステイヤーって筋肉がつるっとした感じの子が多いんでごつく感じる。
自分のイメージでは、
長距離:腰からお尻周りがコンパクトで可動域ありそうな子。筋肉はつるっつるであまりムキムキ感が無い。さわりごこちよさそうな子が多い。シルヴァーソニック撫でまわしたい。でも実際にレースが始まってみると、馬体どうこうより長距離は走り方が軽い子が勝つことが多く・・・。
中距離:前後のバランスが良く、下腹(というか後ろ足寄りの腹)周りがきゅっとしていて、全体的にほどよくムッキムキ。お腹周りから後ろ足がぎゅっとしてると惚れる。
最近はソールオリエンスとか・・・。イクイノックスとかすごく好み・・・。昨年ダービーの時のイクイノックスの馬体は生で見て崩れ落ちそうなほどのイケメンっぷりで、「え?これダービー勝っちゃうんじゃないの?どうしよう…」と思ってました。ジオグリフの応援馬券買ったのに浮気しそうになった。あの時は2着だったけど、今現地観戦したらどうなってしまうん。
後は引退してるけどウインブライトとかすごい好き。彼はお尻がカクっとしてるからまた違うのか。どういう違いがあるかわからん。2000前後の馬体好きになりがち。
短距離・マイル:胴みじか!筋肉の化身。腰回りごつくてちょっと後ろ足高めに感じる。尻がカクっとしてる子もよく見かける。でもグランアレグリアとか腰回りなだらかで意外と中距離っぽくね?と思うので一番分からんです・・・。
馬体はそろそろちゃんとした本読んで勉強します。 わ か ら ん 。ぜんぜんわからん。馬の顔も覚えるの苦手なのに馬体とかなんとなくになってしまうぞい・・・。