ウツギの日々趣味日記

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【steam】ロールプレイが楽しい!「The Elder Scrolls V: Skyrim (Special Edition版)」レビュー【PCゲーム】

今更ながらスカイリムをプレイしています。前から世界観やストーリーが面白そうで気になっていたんですが、最近メインシナリオのプレイ動画を見てプレイしたいのを我慢できなくなってしまいましてね・・・。

具体的に言うとこのゲームに出てくるドラゴン萌え。特にパーサーナックスさん萌え。自分で会いたい。なんなら結婚したい。

2つの勢力が入り乱れる中、声の力を操るドラゴンボーンとして世界を旅するというシチュエーション。ダークファンタジーな世界観や風景の美しさも決め手でした。

そこにサマーセールがきてとてもお安く遊べるということで(いつもの)、オブリビオンと一緒に買ってしまいました。そしたら休日が吹っ飛んでしまう勢いでハマってしまったので、この思いの丈をブログにぶつけたいと思います。どうぞ。

 

注意事項

  • 難易度はノーマルで、70時間ほど遊んだ感想です。
  • シナリオについて若干のネタバレを含みます。また、攻略サイトで情報を確認していない状態の感想で、一部正しくない情報が含まれている可能性があります。
  • このゲームは一部過激な暴力描写があるため、PS4版及びNintendo Switch版ではCEROレーティングZ(18歳以上のみ対象)になっています。また、Steam版のストアページにも成人向け表現があるとの注意書きがあります。
    この感想記事ではほとんど触れない内容ですが、そういった表現や描写が苦手な方はご注意ください。

 

シナリオや世界観

操作中に話が進むことで出る臨場感

普段テキストを読んでいく系のストーリーものをプレイする事が多い所為もあるかもしれませんが、登場人物について行くことでお話が進んだり、操作中にリアルタイムに会話が進行したりというのがとても新鮮です。

どこからかする味方の声を聞きながら戦ったり、声の主がどこにいるのか探したり、他の人の話し声がうるさいなあと思いながら会話を進めたりするというのは他のゲームではなかなかありません。

洞窟を進んでいたら盗賊の会話が聞こえてきて思わずかがんだり、建物を進んでいると偉い人たちの話し声がして立ち止まったりするというのも、こういうスタイルを取るゲームならではのリアクションではないでしょうか。

沢山の人々がストーリーの流れなどお構いなしに存在していて、プレイヤーも流れの中で世界に干渉できるというのがとても楽しいです。私は道中何度もちょっかいをかけたい衝動に駆られ、いたるところで「このアクションを起こしたら何かおこらないだろうか」とやんちゃをしてセーブ&ロードを繰り返しました。

後述の突然始まるクエストや、些細な事で始まるストーリーもこの部分が土台にあるからこそ輝いている、という感じがします。

ロールプレイがひたすら楽しい

大雑把には帝国と反乱軍という2つの勢力がスカイリムを二分して争っているという感じですが、どちらも絶対的な正義という感じではなく、それ以外にも様々な町や勢力が色々な思惑をもってこの世界に存在しています。

誰に与してもよし。メインシナリオは世界共通の脅威に立ち向かうというものですが、それはそれとして、ドラゴンボーンという立場でどのようにこの勢力図に関わっていくかというのも楽しいゲームです。

私の場合は、最初ハドバルさんにお世話になった恩もあり帝国寄りのプレイを展開していますが、違うルートを辿っていればまた別の意見になるでしょう。

他にもあえて意見を異にする勢力に与してみたり、自由きままに付きたい人間に付いて場をひっかきまわしてみたり、あるいはすべての敵として立ちはだかり暴虐の限りを尽くすのも楽しいかもしれません。とにかくロールプレイ好きにはたまらないシナリオとシステムになっています。

そして、このゲームわりと訳の分からないうちにやばい事をしてしまって知らない人から恨みを買う事になったり、取り返しのつかない事態になったり、がっつり大陸の一大事に関わってしまうという事が頻繁に起こります。これがたまらなく楽しいんです。

部屋で寝ていて気づいたら目の前に暗殺者のお姉さんがいたり、飲み勝負してたら気絶して知らないところにいるのなんてまだ序の口。すぐに行動の結果が出ないようなシナリオもあり、やってしまってからしばらく「あの選択は本当に正しかったんだろうか」と悶々とすることもよくあります。

前述の通り、私はプレイ動画などである程度シナリオを知ったうえでプレイしているのですが、全くシナリオを見る事に対するモチベーションが下がらないのは、「私ならこうする」「こういうキャラクターとして行動する」という選択肢の幅がかなり広いゲームだからなのだと思います。

死者は語る

本の収集要素があるんですが、場所・人・内容という情報によって本の持ち主や出来事に思いを馳せたりできるんですよ。探索中にふと本を見つけたりして「この人こういう本読むのか」「この本を書いた人ってこんな感じの人かな」「この本があるってことはそう言う事?」といろいろ考えられるのがすごく良い。

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この日記を見つけた後にミリアスさんを見つけた時は本当に背筋が凍った

中には狂気に塗れた本や俗っぽくていやらしい感じの本もありますが、それもまたダークな部分のあるこの世界観にマッチしています。市街の本ももちろんですが、こういうところに残された本やメモ書きにもぞくっとさせられます。

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一度走り抜けてしまった場所の再探索中

道中にはそこであった出来事を連想させる死体の山。生者と同じくらいこのゲームは死者が良く語ります。

散策が楽しくなる美しい風景

そしてなんといっても最高なのが景色。ファンタジー好きならたまらない街並みや大自然、構造物や異形の者たちが堪能できます。

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道中でこのような光景を見てしまうと、戦うか退くかという思考が頭から飛んでしまう

特にたまらないのが道中でのドラゴンとの遭遇です。なんとなくマップを埋めようと近くを通りがかった時、遠くから鳴き声がし、月を横切って飛んでいくドラゴンを目の当たりにした時は思わず息を飲みました。

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夕焼けの美しい光景や独特な建造物もたまりません。とにかくこのゲームは霧がかった風景や街並みの描写が良く、道中も好奇心を駆り立てる建造物やダンジョンが豊富です。

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ほの暗い屋内も陰影が美しく、いい作り込みです。内装や小物類が凝っていて、隠密行動や屋内戦闘の緊張感を盛り上げてくれます。

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闇の中を進む不安と、脱出できた時の安心感。これは最序盤のスクリーンショットですが、このゲームをよく表現している風景だと思います。静寂を表現する音楽も素晴らしい・・・。

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この美しい街並みが実は何によってできているのか・・・というギャップもたまりません。ダークファンタジー好きなら虜になる場所ばかりです。

スキル要素について

スキルにしても一貫して「思う存分ロールプレイを楽しみたまえ」という雰囲気で、どんなキャラクターにしていくのか考えながらスキルを選ぶのが楽しいゲームです。

敵もあまり強い行動をとってこないので、効率ガン無視でロールプレイを主眼に置いた戦いが可能です。ただ、スキルの強弱にはかなり偏りがあります。

戦闘スキルあれこれ

私は、見てるプレイ動画が軒並み遠距離系だったので、全然見てない片手剣+盾でいこう!って感じでやったんですけど、気付いたら+弓になりつつあります。

というのも最初のほう、雪山を満喫してたら魔女に囲まれて「敵どこ!?」ってなりながら死んだもので、怖くて移動中ずっと弓を構えて隠密行動してたんですよ・・・。そうしたらものすごい勢いで弓と隠密があがっていくじゃないですか!

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結果として正面突破する脳筋キャラを作りたいはずが、視界外から骸骨の頭をぶち抜くスナイパーになっていました。

このゲーム、そのアクションをするたびにそのスキルの経験値がたまっていく、という仕様になっています。やりたいキャラを作るためにそのアクションを取り続ける必要があるので、最初のうちはスキル上げが大変かもしれません。

また、自由なシナリオ進行なだけに、シナリオの進み方によってはいきなりレベルにそぐわない強敵と対峙する事になるので(私の場合、DLC情報など一切仕入れずにプレイを始めたので特に)、やりたいロールプレイをすると攻撃力が足りないという事態にもなります。

その中で、隠密スキルと弓スキルは優遇されている感があります。隠密スキルについては、スリや解錠などのプレイに影響が出るから強めに設定されている、という側面もあるでしょうが、それにしても強い。

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狙いをつけるのも個人的には楽に感じました。ゲームによっては正確に飛ばなかったり反動やらで狙いがぶれるようになってたり、そもそも軌道が落ちるのが早くて狙ったところに飛ばなかったりするのでぐぐぐっと照準を上にするんですけど、「えっ、そんな真っ直ぐ飛んでいいの」っていうくらいスッと敵にあたるんです。

上図でも奥の明るくなっている場所までの距離でほとんど軌道が落ちません。雑魚敵程度なら一撃必殺です。ダメージについてはヘッドショット判定が存在しないっぽいのも大きいのでしょうか。

一応、矢の軌道に癖はあって、距離が短い時に照準よりも若干上を飛んでしまう感じがするので、矢の軌道が落ちるタイプの弓を扱うゲームに慣れていると最初は妙なやり辛さを感じるかもしれません。

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ここでも照準を若干下にしたらオークに当たった

弓をきっちり引き絞らないと飛ばないので瞬発力にも欠けます。しかし、距離を取っての弓の威力は目を見張るものがあります。

高所にもわりとあたるようで、上図は意外にも建築物の判定に弾かれませんでした。檻の間もすり抜けます。弓には「鷹の目」など構えている間にズームして狙いをつけやすくするスキルもあり、欲しい要素は一通り揃っている印象です。

それでも矢が有限なので、矢を買い忘れたり数が揃わなかったりした時は、「ある程度削ってから迎え撃つ」「釣って各個撃破」という感じでやっていますが、敵に視認されている状況での戦闘も結構熱くて、ドラゴンに弓を番えたりとか、魔法vs弓の戦いになったりしたときすごく楽しいんですよね。

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このvsハグレイヴンの時に炎が舞い上がる中弓を引き絞るのとか個人的に激熱でした。出るタイミング図って出て行って撃つって言う工程がもうね、なんか持久戦って感じで熱くてね・・・。爆炎の中を突き抜けて飛ぶ矢、最高じゃないですか・・・。
最終的には矢が足りなくなって残り3割辺りで決死の覚悟で突っ込んで勝ったんですけど・・・、矢が足りなくなって突っ込むって展開もなんかこう・・・それっぽくてたまらなくてね・・・。

弓、良いですよ・・・。

あとは金策を覚えるまで道中回復薬代をケチって治癒を使いまくったり、ホワイトランの聖堂で怪我人に何かアクションが起こせないかと治癒の手を習得したせいか、旅する僧侶みたいになりつつあります。後述の従者の事もあり、二人旅の際のヒーラープレイができるのか気になるところです。

魔法は軒並み使用感に癖がある感じで、他に戦闘手段をもって余裕がある状態になったり、便利な魔法を覚えるまでは使いこなすのが難しそうでした。ただ、敵がそこまで強くないゲームですし、癖のある魔法を使いこなす知者(あるいは変人)というのも魔法使いロールプレイとしては楽しそうです。

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あと気になる点としては、道中いたるところで殴り合いの勝負を申し込まれてとりあえず全部受けてるんですけど、意外とパンチの威力が高くて驚いてます。

あれ。このゲームもしかして素手縛りできる?

戦闘以外のスキル

ロールプレイを主眼に置いたゲーム性だからか、戦闘に直接関係ないスキルがそれなりに存在しています。冒険が楽になるアイテムが多いのであれこれ試行錯誤するのが楽しい。私自身は、魂縛を覚えてからは付呪金策にハマっています。商人プレイや生産者プレイが好きな人はこの辺の戦闘以外で儲けを出す方法を見つけるのが楽しそうです。

あとこの手のゲームはイリーガルなプレイもついやってしまいたくなると思いますが、スリや解錠などのスキルも存在しています。個人的には解錠パートが結構好きで、ダンジョンに難易度の高い宝箱があるとつい夢中になってしまうのですが、ストーリーでも結構役に立つ場面があって、隠密と組み合わせてこっそり容疑者の家に忍び込む展開などなかなか滾りました。

その他要素

従者についてのあれこれ

今のところ、流れで来たドラゴンズリーチで知り合ったリディアさんが従者ですが、彼女の扱いにとにかく困っています。

途中でいたたまれなくなってきて治癒の手を使う主人の図

だってとりあえず全部の罠に引っかかっていくんですよ彼女!

ダメージ受けるくらいなら回復するから良い。ここではまがまがしい感じのヤバイ剣を振るって扉を開けた後、斧の振り子地帯が続いていてそこを抜けてくんですけど、彼女全然振り子斧地帯を抜けてくれなくてですね・・・。

回復レベル上がっちゃったよ…

もしかして画面に映さなかったら判定に引っかからないかとか、さっさと奥までいけばローリングするからいけるか・・・とか、一人で行けば1分もかからないところここで数分くらい試行錯誤していました(そしてこの後になって両手で回復できるのを知った)。

他にもこっちが弓で釣ってるのに突っ込んで複数人に囲まれてぼこられてるし(手前に待機させることで対処した)、弓で狙っている時にガンガン射線に入ってくるし(怖いので片手武器に切り替える)、この後の戦闘でも何度も突っ込んで瀕死に陥っていて「どうしよう従者ってダンジョンに連れてきちゃアカンのか」と頭を抱えることしきり。

それでもその直線的な行動が愛らしくもあり、道中では頼もしい部分もあるので、連れ歩きについてはとても迷います。いっそ従者を前線にヒーラープレイとかできないかな?とも思っていますが・・・。このゲーム治してる暇あるならデコイ出すかダメージ出せってバランスだしどこまで戦えるんでしょうか。

また、隠密プレイに徹する場合はスキルの問題もあって従者は邪魔になってしまうようです。私の場合は超遠距離での射撃か弓で釣ってからの近接戦闘が主なので普通に連れ歩いて要所で待機させるといったプレイをしていますが、従者の必要/不要はプレイスタイルによって大きく意見が分かれそうです。

結婚相手あれこれ(まだ決めてない)

他にも悩みどころなのが結婚相手です。このゲーム、ある人物に話しかけると求婚ができるようになるんですけど、

同性婚が・・・同性婚ができるんですよ・・・!

つまり、結婚イベントが起こせる全員が候補ということ!悩む!

 

最初は「せっかく獣人亜人揃い踏みのゲームで人間然としたキャラと結婚するなんてありえないだろっていうかドラゴンと結婚させろ」と思っていたんですが、リディアさんが一緒に旅しているとなかなか頼もしくて、しかも今のところカジートとかアルゴニアンに会えない状況が随分続いているんですよね。

このゲーム全結婚候補に会うまでどれだけの時間がかかるんだろう。こんなに長く旅を共にしたのにいきなり新しい候補に会っても心が動くだろうか?種族など些細な事で肝心なのは相手の内面ではないか?

なんて考えだしたらなんかもうリディアさんで良いんじゃねってなってきて・・・。

リディアさん以外にはテルドリン・セロさんが候補だったんですが、どうも求婚不可だったようで悩みに拍車をかけています。あとこのゲーム結婚可能な相手でもポンポン死ぬ気配がするのでその部分でもとても悩みます。もうずっとマーラのアミュレットつけて行動するしかないのでは?

また、ロールプレイとしては結婚相手が全員両性愛者なのかプレイヤーの想像に任せているだけなのか気になります。私はゲームの恋愛イベントでは性別どころか種族も超えていく傾向にあって普段は特に気にしないのですが、これだけ本がごろごろしているようなゲームだと世界観的にはどういう扱いなのか気になります。特筆する必要がないほど当たり前の事ということなのかな。

ハウジング要素と執政

いまのところ、ホワイトラン、モーサルの北東、レイヴンロックに自由に使える家があるという感じです。他にも何か所か何らかの方法で入手できる家があり、養子(2人まで)や結婚相手は設定した家に住まわせることができます。

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このゲームのハウジング要素は選択肢がほとんどなく、小物を好きに配置するのも至難の業。基本的には荷物の保管や諸々の作業を行う拠点といった感じですが、モーサルの北東にあるウィンドスタッド邸については例外で、ある程度まで作った後はいくつかの選択肢の中から自由に屋敷を増築する事ができます。

コレクター要素に惹かれる身としては戦利品室や図書館は欲しいところ。デザインが好きな刀剣が多いんですよね・・・。鍛冶・錬金・付呪とその気になれば拠点としても最終的にかなり使えるものになるようです。

今のところ大体の物はホワイトランに保管していますが、屋敷の出来によっては徐々にアイテム移動も検討する事になるでしょう。自分なりの作業フローを確立して拠点を便利にしていく感じたまらない。特に生産スキル系が好きな人は、この拠点作りに特化したハウジング要素は楽しいと思います。

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家を行ったり来たりしていたら突然の提案

また、ウィンドスタッド邸には執政といって材料の手配や家の改装を担ってくれる役がいます。家畜の購入だけでなく、吟遊詩人を招いたりもできるようです。誰を据えるか悩みどころです。

いくつかの気になる点

バグが多い

ベセスダは割と昔からバグで有名なゲーム会社でもあります。オープンワールドはバグが発生しやすい・・・とはいえ、いたるところに進行不能バグがあって突然ゲーム進行が止まるのはちょっと困ります。

今のところ私は致命的な進行不能バグには遭遇していません。ブリーズホームから出た瞬間に床にめり込んだり、何故か部屋まで付いてくるNPCがいたり、同行者がおかしなところで引っかかって突然ガクガクしだしたりというような、オープンワールドではありがちな微笑ましいバグに遭遇したのが主で、ほぼ支障なく遊べています。

しかし、操作中のゲーム画面のフリーズには何度か遭遇しました。特定キャラの消失バグもあるらしく、時間が溶ける系のゲームで何時間もの巻き戻しを迫られる事になったらきついなと思います。

一応、対策としてはモッダー様がバグフィックスMODを公開しているらしいので、主要なバグについてはこれらを導入すればなんとかなるかもしれません。

ただ、導入方法が他のゲームに比べて少し複雑なようで、あれこれ調べる際にフィッシングサイトを踏んでしまうリスクがあるので注意が必要です。

The Elder Scrolls V: Skyrim(R) - Switch

The Elder Scrolls V: Skyrim(R) - Switch

  • 発売日: 2018/02/01
  • メディア: Video Game
 

2018年にはNintendo Switch版も登場しており、Nintendo Switch版はMODが導入できません。せめて進行不能バグくらいは一掃して欲しいところです。

操作性の問題

操作性の問題も感じます。持ち物の出し入れを行う際、マウス+キーボード操作だと思わずマウス操作を使ってしまうんですが、マウス操作だと操作通りにならなくて悶々とすることが多かったです。

項目をクリックしたら何故か戻っちゃったり、間違えて従者の持ち物を取り出してしまったことが何度もあったので、途中からキーボード操作に切り替えています。しかし、ゲーム側にキーボードで選ぶようにしたことを伝える為に若干動かしたりするのでちょっとテンポが悪く地味にストレス。

他にも買い物時の選択肢で同じような煩わしさがあり、うっかり違う選択肢を選んでロードする羽目にもなるので、この点はちょっと気を付けてプレイした方が良いかもしれません。

他にも、FPS⇔TPS視点での弓の照準の違い、誤操作で物を盗ってしまうなど、細かいところでストレスがあります。

あと、半角/全角キーで簡単にコンソール画面が出ます。戻すときAltキー使うのも分からん!戦闘中に手が滑って半角/全角を押してしまって、普通にコンソール画面が出た時は本当に焦りました。

上記の通りバグの多いゲームでもありますし、知識があればコンソール画面でデバッグもできるのでしょう。しかし、せめて同時押しとか、なんとかならなかったんでしょうか・・・。

感想まとめ

思うさまロールプレイを堪能することができる本作。自由にプレイできるだけでなく、ユーザー側で設定を補完したり新しい物語を作ったりできるところも魅力です。

2011年に発売された作品でありながら、いまだ多くのユーザーに愛され続けているのは、ベースになっているゲームの魅力も勿論のこと、プレイする者に自由な想像を許す懐の深さにもその理由があるのでしょう。

しかし、実際にプレイした限りでは、このゲームはMODで拡張要素をつけなくても十分に時間が溶けるゲームであると感じました。70時間程度遊んでもまだ最序盤で、未だ冒険したことがない場所、制覇したことのないダンジョンが山ほどあり、この記事を書いている今この時も、早く次の場所を探索したくてたまりません。

もし万が一このゲームに手を出そうか悩んでいる人がこの記事を読んでいるなら、まずは「この」スカイリムを堪能してみて欲しいと言いたいです。

この記事が世界のどこかにいるドヴァキンを楽しませ、また、新たなドヴァキンを生み出す一助となる事を願います。

 

 

The Elder Scrolls V: Skyrim|オンラインコード版

The Elder Scrolls V: Skyrim|オンラインコード版

  • 発売日: 2018/01/31
  • メディア: Software Download
 

 

 

 (2020.07.18 結婚イベントについて、何故か「話しかけたら」が「クエストを受けたら」になっていたので修正)