ウツギの日々趣味日記

ゲーム・アニメ・音楽など。趣味のことをつらつらと。

思い出のゲームを語り尽くす【その2】プレイジャンルの広がりとPCゲーム事始

 

utugishumi.hatenablog.com

 

その2です。どぞ。 

ゼルダの伝説 時のオカリナ(N64)

ゼルダの伝説 時のオカリナ

ゼルダの伝説 時のオカリナ

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • 発売日: 1998/11/21
  • メディア: Video Game
 

私にとって最初のゼルダの伝説にして、私のアクション苦手意識を多少なりとも払しょくしてくれた救い主。のち、「風のタクト」「神々のトライフォース(※GBAのリメイク版)」「トワイライトプリンセス」「ブレスオブザワイルド」とプレイ。まったく上手くプレイできないが、なぜか遊んでしまう。時期が悪かったせいで「スカイウォードソード」が棚の肥やしになっており、いい加減手を付けたいところ。

遊んだきっかけはあいまいだが、確か攻略本か雑誌で公式イラストを見ての一目ぼれだったと思う。このゲームは絶対好きになるいう謎の確信があった。しかし、当時の私では資金が足りず、各所のゲームショップで中古がないか探し回った。購入する時には隣に「ムジュラの仮面」もあったが*1、パッケージが怖すぎて手に取れず、結局「時のオカリナ」だけを買って遊んだ。ものすごく面白かった。

特に楽しかったのが長大なダンジョンの攻略とアクションパズル要素。石を動かして足場を自分で作ったり、フックショットで飛んでいくアクションが好きだった。ダンジョンの最後のボスはそこで学んだアクションやアイテムを生かす戦いも多く、アイデアがひらめくように道筋が立てられているのも良かったのだと思う。

そうしてダンジョンを出た後に、フィールドで行ける場所が増えるのも良かった。アイテムが増えるたび、途中で見かけた何の変哲もないヒビやよくわからない丸いぽっちが意味を帯びていく。新しい道具によって世界が広がっていく感じが楽しかった。「ブレスオブザワイルド」では長大なダンジョンがなくなり、必要なアイテムが序盤から手に入ってしまうので、こういう楽しみが消えてしまったのが少し残念だ。

アクションそのものも楽しかったが、世界観も素晴らしかった。いくつかのトラウマも同時に植え付けていったが(7年後の城下町マジ無理)、サリアと森の神殿の話は来るものがあって、今も胸に残っている。

星のカービィ64(N64)

星のカービィ64[WiiUで遊べる NINTENDO64ソフト] [オンラインコード]
 

カービィ自体はパズルゲームの「きらきらきっず」をプレイしたことがあったが、ナンバリングタイトルは64が初だった。かわいらしいキャラクターと世界観。操作もとっつきやすくて、クリア自体はさほど苦労しなかった。ラスボスでシューティング要素があって初めてまともにシューティングに触れたのがこの作品だった、という意味でも思い出深いゲームだ。複数のコピー能力の組み合わせで新しい能力が出るのが面白くて、100%まで遊び倒した。

ストーン+カッターでリックを出して、どこまで壁が登れるかひたすら試していたのが懐かしい。他にもアイス+カッターなど、カッター能力との組み合わせはかなり好きだった。アクの強さは書くまでもないが。あとになっていろいろなカービィ作品に触れ、吸い込みアクションやコピー能力が作品によってかなり変わっている事に驚いた事もよく覚えている。

ピカチュウげんきでちゅう(N64)

ピカチュウ げんきでちゅう [並行輸入品]
 

このゲームに登場するフシギダネが超絶かわいい。もちろんピカチュウもかわいい。NINTENDO64で専用マイクを使って遊ぶ数少ないゲームで、他に専用マイクを使ったゲームには「電車でGO!64」がある。

内容としては、専用マイクを使ってピカチュウとコミュニケーションを取りながらステージをクリアしていくというもの。結構単語によって反応が変わるし、色々な事ができる。釣りをしたり、迷子になったニョロモを探したり、カレーの材料を集めたり、宝探し、スイカ割りなんてものもあった。

ピカチュウと長くいるといたずらもしたくなってきて、何を言ったら不機嫌になるかだとか、怒り出すかだとか随分試したと思う。好きな子ほどいじめたくなるというのは、こういう事か。主人公の部屋の中でも結構一緒に遊ぶことができて、クイズだとか、あとティッシュをひたすら引っこ抜かせたりだとか、とにかく隅から隅まで遊び倒した。

私が好きなのは宝探しとナゾノクサに水をやる?ステージだったが、釣りの時にふいに現れて挨拶していくフシギダネがとても好きだった。ポケモンたちの交流がとても可愛い。

 メダロット4(GBC)

当時家族がハマっていて、無理を言って借りて遊んだ。パーツを自由にカスタマイズしてオリジナルのメダロットを作り戦うことができるほかに、メダバードやメダロードレースといった戦闘が関係ないミニゲームがあってハマっていた記憶がある。カスタマイズ要素があるものとして当時はほかに「カスタムロボ」等もあったが、戦闘特化のゲームとはまた別の面白さがあった。

巨大ロボットを見る事が多かった当時、主人公と同じくらいのサイズのロボットというのもツボで、ロボ萌えに目覚めたのも同作品の所為である。

ゲーム発展途上国IIDX(PC)

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カイロソフトといえば、知っている人もいるのではないだろうか。私が経営SLGにハマったきっかけはこのゲーム。「まんが奥の細道」と並び、この作者を代表する作品だ。

内容としてはゲーム制作会社の社長になり、面白いゲームを作って業績を上げていくというもの。最初は少しのジャンルしか作れず、ハードのゲーム制作ライセンスを購入するのも一苦労だが、ゲーム会社が利益を上げていくと作れるゲームのジャンルが増え、どのゲームハードでゲームを作るか選べるようになっていく。私自身はゲーム発売後の売上のグラフが動くのを眺めるのもとても好きだった。

その後、製作者はガラケー向けのゲームを制作し、数々のSLG作品を世に送り出してきた。最近ではスマホゲーにも力を入れており、このゲームのリメイク版がスマートフォンゲームとして登場している。さらには各家庭機への移植版も最近発売された。

私は少し前にNintendoSwitch版「ゲーム発展国++」をプレイした。テナント要素などはなくなり(上記画像の左下。人材確保手段として専門学校を作ったり、社員用の温泉を作ったりできた)、簡略化された点はちょっと残念だったが、ゲームが売れて資金が増えていくという一番楽しい部分はそのままで面白かった。これからも長くゲーム制作を続けてくれたら嬉しい。

クイーン・クー(PC)

RPGツクール2000 VALUE!

RPGツクール2000 VALUE!

  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2003/05/14
  • メディア: CD-ROM
 

RPGツクール2000にサンプルゲームとして入っている経営SLG。RPGツクール2000自体はゲーム制作ツールである。

当時としては機能がかなり充実していて、最初から入っているものだけで1作作るもよし、自分で一から作るもよし。結構なんでもできちゃう超優良ゲーム制作ツールとして創作界隈では人気だった。もしかしたら、ツクール制作からプログラミングに入った方もいるのではないだろうか。

私がいま抵抗感なくインディーズゲームを遊べているのはこのツールのお陰だ。当時はコンテストパークのコンテスト受賞作品を片っ端からダウンロードしていた。

フリー素材屋さんもかなりの数があったし、ツクール用にループプログラムを組み込んだMIDIを配布している素材屋さんもあって、素材屋めぐりがかなり楽しかった記憶がある。私自身は自作メニューを作ったり、シフトキーでジャンプできる機能やら、斜め移動機能やらを作って遊んでいた。当時はMIDI作りにハマっていたので、フリーソフトを使ってループ曲を自作したこともある。完成させたゲームは1つもないが、ギミックを作っているだけでも十分に楽しめた。

そんなRPGツクール2000。収録されているサンプルゲームが良作揃い。特にボイスまで詰め込んだ力作「花嫁の冠」、ハードボイルドな世界観が魅力の「Abyss-Diver#0」はハマった。かなり前なので記憶があいまいだが、この二作はシナリオ面がとても気に入っていたと記憶している。

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そしてこの「クイーン・クー」なんで単独で出してくれないんですかというくらい好きな作品だ。今も経営SLGものが好きでちょくちょく遊ぶ私だが、今でも遊んだ中ではかなりの良作だと思っている。SLG好きになぜこのゲームを勧める事ができないのだと何度苦しんだかしれない。

この数字の群れワクワクするだろう?

大筋としては、取引に重税をかけてボロ儲けしている貴族様を出し抜いて、一国の女王様がダンジョンに潜って物品を収集し、城下町を走り回って無償で物をあちこちへ運び、投資をしたりなんだりして自国のギルドを発展させていくゲーム。流通を調整するのがとても楽しくて、ハマると癖になる。

難易度は易しめなので経営SLGジャンキーには物足りないかもしれないが、初心者に経営SLGを布教するには程よい難易度だと思う。一応、世界観はファンタジーで、ダンジョンに行って物を収集する探索パートがあり、戦闘で使う召喚獣もなかなか可愛い。

シナリオも王道で個人的には好き。最近再プレイしているのだが、自分がゾフィー推し(※2つ上の画像の青い髪の女性)・ジスカー推しだったことをじわじわと思い出しているところである。当時から好きなキャラのタイプは全く変わっていないらしい。

シルフェイド見聞録(PC)

せっかくなのでツクール作品もいくつか語ろう。一番思い出深いのはこれ。フリーゲームなので、ちょっと頑張ればだれでも遊べる。

システム的には移動しては調べ、移動しては調べを繰り返しお話を進めていく単調なアドベンチャーものだが、変なところに変なのがいたり、いきなりどこかに消えたり、奇声を上げて飛び出してきたりと調べる毎にテキストが面白い。私はこの種のギャグに本当に弱いので笑い転げた。

当時、連載形式のアドベンチャーゲームはわりとあったが、その中でも更新が楽しみなフリーゲームだった。一応ちょこっと戦闘要素もあり、のちの作品の片鱗も見える。結局この作品自体は連載途中で更新が止まってしまったのだが、作者はゲーム制作活動を続けていて、個人的にツボな作品が多い。

最近の作品だと、強制横スクロールのローグライクみ溢れるRPG「片道勇者」は結構知っている人もいるだろうか。15日間のうちに世界を救うRPG「シルフェイド幻想譚」は分岐が色々あって面白かった。「モノリスフィア」の独特の操作感は癖になる。アクション好きならもっとハマるかもしれない。育成SLG好きには「シルフェイド学院物語」もおすすめしたい。この作者の作品の中でも一番ハマった作品である。戦闘要素も凝っていて、育てたステータスがそのまま戦闘に反映されるのが楽しかった。コマンド式の戦闘が好きなら「シルエットノート」もおすすめできる。もっといろいろな人に知って欲しい個人製作者だ。

なんか宣伝みたいになってしまったが、私はこの作者のファンなので許してほしい。とにかく思い出深い作品である。

虚構に咲くユリ(PC)

こちらもツクール制作のフリーゲーム。現在はインターネットコンテストパークのページがなくなったため、ダウンロードできなくなってしまった。2002年に銅賞を受賞した作品。

ストーリーとしては、ネタバレになることを書いてしまうと、実は今までの事は全部VR空間での出来事でした、というものである。最初少女がほのぼのと冒険を繰り広げていたと思ったら、いきなり主人公が変わり、暗い話が延々続く。かと思えばほのぼのとした光景に切り替わり、だんだんとそのお花畑じみた物語すら空しく感じてくるから不思議だ。

この手の作品は「これはしょせん夢だ。夢から覚めて、現実に帰らなければならない」という、受け手からしたら分かり切った事を突き付けられることも多いが、この作品はその立場とも違うように感じられ、当時の私は色々考えた。個人的に刺さる内容で、思い出深い。

パレット(PC)

ツクール95で制作されたアドベンチャーで、フリーゲーム。やはりこれもコンテストパークの受賞作として並んでいた。記憶を失った少女が見知らぬ家を探検しながら、自分の身に何があったかを辿っていくというもので、血のような輝きを放つ赤が印象的な作品だった。シナリオもさることながら、演出面でも素晴らしい作品。のち、プレイステーションのソフトとしてリメイクされているらしい。

冠を持つ神の手(PC)

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王位継承者であることが発覚し、いきなりお城に連れてこられた主人公が、成人までに何とか能力を高めながら攻略対象と愛や友情を育む。吉里吉里2で制作されたフリーゲームである。ちなみに、アドベンチャーは吉里吉里で制作されたゲームが結構多い。

育成SLG的要素とアドベンチャー的要素があり、私は特にこのアドベンチャー要素がとてつもなく気に入っている。このゲーム、成人までは男女どちらでもなく、成人時に男女を選ぶことができるという世界観なのだが、なんと相手の望む性別の逆を選んである程度仲良くなった攻略対象を裏切ることもできてしまうのだ。

恋愛や友情ルートのほかに、憎悪や殺意を向けられることもあり、ちゃんとバッドエンドも用意されている。その内容がえぐく、普通に連れ去られたり殺されたりする。このどう転ぶか分からない関係性が面白い。

独特な深みのあるキャラクターとの関係が楽しめるのも魅力だった。好きなキャラクターはグレオニー(初登場時に向こうに攻略された)、次いでタナッセだが、トッズみたいなキャラに引っかかってみるかと逡巡するのも面白い。サニャみたいな素朴なタイプにゲームで会うのは初めてだったし、リリアノ様の威厳にはちょっとくらっときた。

私がアドベンチャーゲームで好きなのは、「話をしたら予想以上に面白い奴だった」という体験なのだが、このゲームはまさにそういう感じのアドベンチャーゲームである。

育成日記(PC)

今年2月に公開が終了してしまい非常に残念だ。吉里吉里2で制作されているフリーの育成シミュレーションゲーム。プリンセスメーカーの乙女ゲームバージョンというと分かる人もいるかもしれない。内容としては、研究者である主人公が、人工生命体である少年を立派に育てあげるというもの。もちろん悪い子に育ててしまうこともできる。周回プレイが楽しく、当時は何度もやった。

それと、このゲームにはちょっとニッチな要素もある。主人公の同じチームに所属する研究者が複数登場し、いずれも老人なのだが、全EDクリア後はこのおじい様がたを攻略できる裏モードをプレイすることができるのである。私はたまに小説を読むときも、「老人と海」とか「白い犬とワルツを」とか「博士の愛した数式」とか「友情の杯」とか、ご老人の出てくる作品を好きになりがちなのだが、今作は私に老人萌えを自覚させた作品である。なんとも罪深い。

ほか、同作者は私を女性のショートヘア萌えに目覚めさせたり、身長差カップル萌えに目覚めさせたりと、私に色々な萌えを植え付けていった。同作者の作品は、「育成日記」以外は文章メインのアドベンチャーで、個人的にはちょうどいい糖度だ。グラフィックやインターフェイス周りも丁寧に作り込まれているので、インディーズゲーム慣れしているなら乙女ゲーとして普通におすすめできる。

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*1:つまり、購入は発売から2年以上経った2000年以降ということ。本当にいつイラストを見たのか…