ウツギの日々趣味日記

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【LOL】2018年Spring前半!気になるメタと面白かった試合まとめ(海外プロシーン)

()2018年Springも大分試合が消化され、チームのパワーランキングも明らかになってきました。私にとっては最初から見る初めてのシーズンで、各地域のチームも選手も知らない中、毎回ドキドキしながら試合を見ています。

・・・とはいえ、試合が多すぎて全部追えてはいないのですが。見ていたら書きたい事が溢れてきたので、見れた海外プロシーンの試合の中で各地域の雰囲気や最近のメタ、気になった試合・好きな試合をまとめてみました。

 

 

気になるメタと試合

変なピックが主。メタについて自分なりに考察しながら試合の感想をまとめています。メタ説明は長いので太字だけ追えばOKです!

ADCを守りきれ!ルルMIDロマンの勝利

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WCSではWEとRNGが活躍しましたが、今年の春LPLで強いのは Invictus Gaming(IG)や Snake Esports(SS)、EDward Gaming(EDG)。そして今個人的にホットなチームはこのRW(Rogue Warriors)です。

私自身は試合前の番組(?)でこのチームの事を知りました。確かMouse選手とDoinb選手が感想戦をしている番組だったんですが、「は?イラオイ?」「カルマ?」と流れている試合のピックに色々違和感を覚え(笑)(※おそらくこの試合です:【LPL春季賽】第1週 RW vs TOP #1 - YouTube)、更に「なんか強いらしい」という噂を聞いて衝撃を受け、気になって色々な試合を見ていました。昨年の12月頃に優秀な選手を揃えてできた新興のチームで、現在はLPLのEast Regionで2位にまで上り詰めています。

今回紹介するのは、そんな気になるチームの特徴が良く分かる試合。とにかくADCを意地でも守ろうという構成(ADCプロテクト構成)ですが、今の流行からは少し外れます。昨年のWCSで飽きるほど見た「アーデントセンサーでADCを強くしようぜ」っていうアレです。今はサポートにタンクが置かれる事が多いので、やるとしたらメイジを置けるMIDということでしょうか。

RWはどうもこの構成を良くやるらしく、同じくシールドを持つカルマやオリアナを過去の試合でもピックしています。いずれも現在強いチャンピオンではないにもかかわらず平均以上の成績を上げており、この日も警戒してカルマとオリアナがバンされていました(参考:Rogue Warriors stats in LPL Spring 2018 - win rate, KDA, match history and more)。カルマ・オリアナバンか、ならばルルMIDだ!というわけですか。なるほどわからん

かつてルルMIDは「ない事はない」チャンピオンだったそうですが、今は昔の話。ぶっちゃけ今のライズだのアジールだのゾーイだの犇くミッドレーンでは、とてもじゃないが戦えたもんじゃありません。それでも1回ピックして勝った事もあって(【LPL春季賽】第1週 RW vs TOP #2 - YouTube)ピックされたようです。というか、WE的にはそれが狙いだったんじゃないでしょうか。

案の定ルルMIDはとても辛そうで、RWは大ピンチに。ところが試合時間28分頃(リンク)、ボコされながらも装備を整えていたコグマウがダメージを出し始めます。29分にはJGを倒してバロンのきっかけを作り、焦って攻め込むWE/Mystic選手/カリスタをMouse選手/オーンが冷静に撃退。見事逆転勝利となりました。

・・・いや、なったというかなってしまったというか。ロマンの勝利って感じでしょうか。この作戦がパッチが進んでも通じるのか捻り潰されるのか。今後の展開が気になります。ちなみに、集団戦が好きならLPL観戦はオススメです。

ケイトリンのカウンターは君に決めた!?ジグスADC登場

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EU LCSでの一戦。BO1は観戦する分には楽ですが、不意打ちや奇策が怖いルールでもあります。この試合はそのBO1を生かし、面白い作戦が実行されていました。なんと、ケイトリンに対してカウンターピックがジグス。そう、ジグスADCです。

一見変なピックですが、できないことはありません。かつてジグスはADCを務めていた事もありました。そのうえ世は大・魔導書時代。ケイトリンが「解放の魔導書」を持つ時代です。

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「解放の魔導書」というのは、サモナースペルという最強技の回転数を上げてくれるキーストーン。更に、本来は2つしか選ぶ事ができないサモナースペルを、試合中・自由に入れ替えることもできます。その対応力の高さが魅力のキーストーンです。

このキーストーンは様々なチャンピオンとの相性が良く、その対応力の高さからプロシーンで暴れまくっています。使用頻度が高いのはメイジですが、最近ではサポートまでもが魔導書を持ち、トップレーンにテレポートですっ飛んでくる始末

更に象徴的なのがこのケイトリンとの組み合わせで、元々射程の長さとパッシブでタワーをガンガン殴れるこいつに魔導書を持たせると、テレポートを持って何度でもタワーを攻撃してくる悪魔に変貌します。作戦次第なところがあるものの、一旦勢いが付くと止められず、大惨事になることも・・・。 8.3では流石に強すぎたということで魔導書はナーフされましたが(パッチノート 8.3 | League of Legends)、現在プロシーンはパッチ8.2。まだまだ猛威を振るっています。

そんな時代なので、「そっちが魔導書持ったケイトリン出すなら、こっちはもっとタワーをボコボコにできるジグスを出してやるよ!」というのも、作戦としては理に適っているわけなんです。いや、まさか本当にやるチームが出るとは思いませんでしたけど!

この試合ではスレッシュまでもが打ちこわしを持ち、タワーを折る作戦が見事にハマっていました。メタを考える上で面白い試合だと思います。

ちなみにジグスをピックしたTeam Vitalityは2月16日現在EU LCSで1位のチーム強いチームが率先して新しい事を試してくれるなんて胸が熱くなりますね。今後も楽しみです。

JGって今どうなの? グラガスvsスカーナー

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ぶっちゃけNA LCSまでまだ見れてません。見れた少ない試合の中で、気になるピックを紹介。グラガスvsスカーナーという珍しいマッチアップです。

このマッチアップがなんで珍しいかというと、現在のJGはしつこくガンクしてキャンプして森を荒らしてと・・・。以前より序盤からレーンコントロールに関与する事が増えました。

現在「パーフェクトタイミング」で手に入る「ストップウォッチ」で6分以降のガンク成功率が下がった事。タンクSUPメタでJGで無理してタンクを取る必要が減った事。ファイターが増えてトップレーンから試合を動かしやすくなった事も影響しているのかもしれません。とにかくダメージ出してなんぼ・相手の森を引っ掻き回してなんぼのJGが最近は主流です。そんな中、ファーム系JGの評価は低めになっています。

なおも高いピック率を誇るのはおなじみのセジュアニ。レベル6から敵キャリー誘拐でチャンスを作れるザック。あとは序盤から飛び込めて、且つタンクビルドにも進めるジャーヴァンジャックスが使い勝手が良くて重宝されているよう。もちろん、森に潜んでいると怖いカ=ジックスの評価も高く、レンガーとのマッチアップを少し前に見かけました。

このように、相変わらずセジュアニ・ジャーヴァンのピック率が高いとはいえ、WCS後プレシーズンの「セジュアニとジャーヴァンしかPICK/BANされねえ」という状態からは脱し、JGピックの幅は広がっています。今はJGがキャリーできる時代です。

そんな中、ただでさえ「ジャーヴァンやセジュアニの代わり」みたいなところがあったグラガスのピック率が大幅低下。だってジャーヴァンやセジュアニがBANされても他に選択肢なんかいくらでもあるし。わざわざ無理してピックする必要がないし。・・・というわけで、微妙な評価を受けているのが現状のようです。

それでもピックされたのは、相手がスカーナーだからなのでしょうか。競技シーンではマイナーなJGスカーナーですが、パッチ8.1辺りでバフされており(パッチノート 8.1 | League of Legends)、一部では注目されています。

実際殴り合いは強いです。Rも色々応用が利きます。ただ、パッシブがちょっと特殊な事もあって*1、評価が分かれるみたいです。NAでは他にも3試合でスカーナーがピック、お試しといった感じで使われていました。

今後意外な形で浮上してくるかも・・・。JGメタの行方が気になります。

好きな試合

ここからは難しい話は抜きにして、好きな試合を紹介していきます!

SUPをガンクから守るトリスターナ!?FNCのアグレッシブな戦い

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あ、やっぱrekkles選手好きだわ、と再確認した試合。試合時間5分(動画時間20分頃)、サポートをボディブロックで守り切るトリスターナがかっこよすぎます。今年のFNCはソロレーンの二人がガツガツ攻めてる印象ですが、rekkles選手も調子が出てきているようでなにより。試合時間27分の集団戦なんかニヤニヤしました(動画)。

試合を変えたADCのバロンスティール! G2/Hjarnan選手のエズリアル

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昨年のWCS以来密かに応援しているG2。そのG2でかなり好きな形のバロンスティールが見れたので紹介します。動画で41分頃、試合時間26分頃の出来事です。この試合では今ソロキューで注目されているヌヌJGもいて気になっていましたが、それがすっ飛ぶ勢いのトゥルーショットバラージでした。

このバロンスティールは、LOLプロシーンでのすごいプレイをピックアップして紹介している動画「The Penta」でも紹介されています(The Penta - Episode 4 (2018) - YouTube)。30分以上の試合なんて忙しくてとてもじゃないけど見てらんない!という方は、こういう動画から入ってみてはいかがでしょうか。

やっぱりこいつら人間じゃねえ!KZ vs KT

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昨年のWCS前後から観戦を始めた私にとって、LCKで好きなADCと言えばPray選手でした。長年相棒であるサポートのGollirA選手と共に、LCKで一番好きなボットレーンです。ところが今年観戦をしていたら、新たに好きなADCが増えてしまいました。KTのDeft選手です。

危うい位置取りから勝利を掴んでいくメンタルの強さ(天然?)。なによりSKT戦での涙にすっかりやられてしまった私は*2、いつの間にかKTのファンに。

そんなこんなで今年からKTを応援しているわけですが、昨年から変わらず注目しているチームもあります。新たに「KING-ZONE DragonX」と名を変えた旧LZの強さは、正直言って化け物級です。

移籍した途端水を得た魚のように活き活きしているpeanut選手や、相変わらず凶悪な強さを誇るKhan選手。Bdd選手もたいがい人間じゃない動きしてるし。GorillA選手も相当上手くて、これもう最強じゃないかっていう布陣です。正直、KZは昨年の旧LZ以上に好き。でもKTも応援してるし・・・。そんな複雑な心境の中見たKT vs KZ、好きなチーム対決という事で印象に残っています。

結果的に2-0でKZの圧勝だったのですが、KTも時々尋常じゃない動きをしていて、ワクワクしながら見れる試合でした。動画24分のDeft選手のカリスタとか(リンク)(※これは上述のThe Pentaでも取り上げられていました)、28分のザックからE出すタリックとか(リンク)鳥肌もんです。見所沢山なので是非どうぞ!

両脇が支えるルブラン・AFSの戦い 

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昨年のルルJG以来(動画)、気になっているチーム・AFS。LJL一部チーム・USG/Enty選手が昨年の韓国留学中、訪問したチームでもあります*3

そんなAFS、今年は強い!特にTOPのKiin選手とSUPのTuSin選手が良い感じです。TuSin選手のアリスターは必見。身を挺したプレイが好きなので、この選手のプレイは全体的に好きです。

また、このゲームではルブランピックが印象的でした。ピックが刺さったかどうかは定かではありませんが、カッチリしたサイドレーンに支えられ、Kuro選手のルブランが思いのほかヒュンヒュン飛んでいて面白かったので紹介します。AFSが気になる方は是非。

苦境のSKTにヒーロー現る?新人JG/Blossom選手の活躍

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WCS以降、SKTは苦難続きでした。2017年Kespaカップでも微妙な負け方をし、2018年LCK-Springの緒戦では惨敗。なんとMVP*4最下位争いをする事態にまでなってしまったのです。

私自身は昨年から観戦を始めたので「強いSKT」を知りません。Springでの度重なる選手交代とロールチェンジはチームの崩壊を象徴するようでもあり、「このまま強いSKTを見れないままチームが無くなってしまうんだろうか」と思っていました。

しかし、その流れが変わる試合がありました。SKT vs BBQでの試合で新人であるBlossom選手が登場ときおり危ういプレイを見せつつも、終始面白い位置取りでチームを引っ張り、SKTを勝利に導いたのです。

その流れは次の試合も止まらず、11日のKSV戦でも勝利。キャリー陣が圧倒的な力を見せ付けました。この試合はそんなチームの流れを変えたBlossom選手の「危うさ」と「面白さ」が良く分かる1戦。最近のSKTを知りたい方にオススメです。

果たしてSKTは完全復活を果たすのか、それともまた負けてしまうのか。今後の展開にも注目。個人的には、ジャングラーの問題以前にチーム体制やメンタル面の問題があったのではないかと想像しているのですが・・・、実際はどうなんでしょうね。

関連動画

SKTの状況に関し、かつてジャングラーとして所属し、現在コーチ陣にいるBengiについてtheScore esportsがまとめた動画がオススメです(The Story of Bengi: The Jungle Himself - YouTube)。私のようにSKTについてあまり知らない人は参考になると思います。

まとめ

正直、LCKがこんなに面白いとは思いませんでした。1位以外のパワーランキングはわりと混沌としていて、先が読めずワクワクします。LPLが殺意が高いのも良く分かりましたし、EUやNAでは試合外のまとめ動画が豊富で楽しめました。

各地域ドラマがあってチャンピオンの評価もそれぞれで・・・。ここからMSIやWCSになった時、またどんな戦いになっていくんでしょうね。楽しみです。

 

(2018.02.25 語弊がありそうだったのでタイトル変更)