2023年も終わり、2024年。2023年は記事を書きたくても書けない日々を送っていましたが、意外にも過去一番に記事を書いたようで驚いています。自分の中で記事を書くハードルも下がり、あれこれ自分の事を見つめ直すにも良い年でした。
2024年は年初から恐ろしい出来事が続き、年初の清々しさを全く感じられないスタートとなってしまいましたが、一つ一つ、自分にできる事を進めて行こうかと思います。ブログでは毎年恒例、昨年の振り返りから。
昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。
アニメ・ゲーム・漫画
リメイクに移植にと狂喜乱舞する1年でした。
5月「ゼルダの伝説」新作!「ティアーズオブキングダム」ついに発売!
ブレスオブザワイルドから6年、待望の新作が発売!広くなったフィールド、探索範囲に加え「ゾナウギア」という物理演算スキーならヨダレもののカスタマイズ要素がファンの間で話題を呼びました。ゼルダでオープンワールドはこれでひとまずやり尽くした・・・といったところでしょうか。色々な人のギア活用を見るのが面白く、時代にもマッチした名作だと感じました。
ええ、今ちまちま遊んでます。寄り道終わりそうもありません。ぜんっぜん本編進めてないです・・・。人のプレイ動画見たいよ・・・クリアするまでネタバレ禁止の所為でギア関連以外なんも見れてないんだよ動画・・・。
個人的には、ストーリーが酷かったのと(*1)、祠探しにおいて「洞窟にありすぎだろ空から見つけたい」問題や「導線分かりづらい」問題など不満点はあったものの、空を飛ぶ手間が軽減されたり探索の幅が広がったりと、「ブレスオブザワイルド」の続編としては想像以上のクオリティのもので冒険が楽しく満足しています。ブレワイが大好きならおすすめです。
ピクミン待望の新作発売!正統進化の名作!!
待ち焦がれたピクミンの続編「4」がついに発売!!!主人公と違う挙動をする救助犬オッチンの登場や、新ピクミン、更に良くなった操作性、ダンドリバトル・・・あげるとキリがありませんが、やる事が増え、正統進化を遂げた新作でした。現在一応のクリアまではプレイし終わったので、レビューを書こうか考え中。
新作アーマードコアついに発売!
昨年開発発表されたアーマードコアの新作がついに発売!!ファンの期待に答えたカスタマイズ性、操作性、そしていつもの死にゲーを携えてやってきました!!
私は積みゲー消化後に購入予定ですがファンが歓喜する納得の難易度とのことで今から地獄へ行くのが楽しみです。早くプレイしてえ・・・。
移植・リメイクが続々発売!!!
今年はリメイクが続々発売されました。以前、このブログで好きなゲームとして挙げた「テイルズオブシンフォニア」「バテンカイトス」さらに新作発売に合わせて「ピクミン1・2」のHDリマスターなどなど、私に刺さる名作が次々と移植。
そして、カセットのセーブデータが壊れた故にずっと待ち望んでいた「ファイアーエムブレム 烈火の剣」の移植がついにNintendo Switch Onlineで配信開始!!!!!これが一番うれしかった!!!早速時間を溶かしています。今終盤です。
更には「封印の剣」「バテンカイトス2」など当時遊びたくても遊べなかったタイトルも移植、積年の想いを果たせる事になりました。とりあえず「ピクミン4」を全クリしたらやろうと思いただいま絶賛積みゲー中ですが、楽しみです・・・。ふふふ。
他にも、「スーパーマリオRPG」のリメイクは原作の良いところをしっかり抑えつつ、遊びやすさを更に追求した作りで好評でしたね。こちらも時間ができたら触りたい次第・・・。
マリオの声優が交代 「64」からの功労者
9月、長年同じ声優さんが務めていたマリオの声優が交代。チャールズ・マーティネー氏からケビン・アフガニ氏に交代となりました。そもそも私は同じ声優さんが複数人の声を務めていた事を知らなかったので、公式アカウントのビデオメッセージには驚きました。
引退したマーティネー氏はマリオ「親善大使」に就任。今後は違った形でマリオの世界を支えてくださるとのこと。関わった人を大事に扱っていることにほっこりするニュースでした。
日本の基盤を考える一年
いまを支えているものに思いを馳せる事の多い1年でした。
労働時間の削減が叫ばれる中、人手不足・後継者問題・浮き彫りになるハラスメントなど進展のない問題にも頭を抱える事が多かったように記憶しています。
特に人手不足は深刻です。AIや機械の導入が進んでいる業界もありますが、機械は有限の資産であり、決して魔法の杖ではありません。結局のところ、人を育てる事なしに社会は成立しえず、にもかかわらず多くの求人広告は「誰か他人が育ててくれた有能な人材を安く買い取りたい」などという夢物語に溢れています。・・・かといって、私も人を育てるのは苦手なので・・・悶々とする一年でした。
私がいま漫然とパソコンの前に構えていられるのは、この世界の何十億の人間が複雑に作用した結果に違いありません。時間通りに来る電車、正常に作動し続ける信号機、パソコンの電源が入るのもすべて他人の営みの結果です。家に一人でいる時も、衣食住一人でこなせているようで、ほとんど他人のお陰で成立しているのが現代社会でしょう。
このかろうじて成立している社会を形作っているのが教育です。人間は最初からこうして言葉を話したりものを考えたりできるわけではありません。それが本であれ、動画であれ、人間であれ・・・、誰かが育てた人間の集合によって社会は体裁を保っているのです。
しかしこの有様を見るに、どれだけの人間がその事に感謝し、ある程度の妥協と容赦というものを持ち合わせているのでしょうね・・・。この社会にはもっとバッファが必要だと思うんですよ・・・。
相次ぐ工事現場の事故
今年は建築現場の事故が相次ぎ印象に残りました。列挙するとキリがありませんが、私が印象に残っているのは変形する大きな橋の映像や、クレーンの落下事故。特にクレーン事故は多すぎたので工事現場に通りがかる度身構えたり、う回路を探したりする日々でした。でも一番身構えたのは工事現場の人でしょう・・・。
関連して建築業界の事もあれこれ調べていたのですが、ある動画で大手ゼネコンの人物が「そういう人たち(36協定に入ってない扱いの人達)には頑張ってもらわないと」「法律に抵触するから」だの「今の人達は耐え切れない」と発言している動画を見かけ驚きました・・・。余裕のある仕事で黒字が出るように考えるのが経営者の仕事なんじゃないか。これくらい上層でも脳死根性論なのかと・・・。奴隷働かせたら儲かるに決まってるじゃないですか。寝言を・・・。
この機に建築業界で働く方々がきちんと人間扱いされますよう。
次々と廃止になるバス 運転手確保に、規制
2023年は大型車両の運転手不足も目につく一年でした。生活に直結するところでは、全国の静脈を司る細い路線が次々減便・停止に追い込まれた事が大きなトピックだったでしょうか。
2023年はバス会社のストライキのニュースもちらほら目につき・・・根深い問題に気付かずにいたのだと突きつけられる一年でもありました。
トラック事故も頻発
今年はトラック事故も良く目につきました。気のせいかな、と思い統計データも漁ってみたのですがやはり微増しているようで。2024年どうなるか今から怖いです。
相次ぐ不祥事 ビッグモーター
今年は巨大組織の不祥事も目につきました。中でもぞっとしたのはビッグモーターの件です。
事故車の修理代を保険会社に水増し請求発覚が発端となった一連の騒動では、おおよそ巨大企業とは思えないようないくつものハラスメント行為や、街路樹の破壊も同時に話題となりました。
大の大人の集合体であるはずの企業が人の尊厳を傷つけるようなルールを平然と掲げているのが――そんな会社が存在しうるのが、私は怖くて仕方ありませんでした。更に頭が痛いのは、これをやっているのがどうも一社ではなさそうだ、ということです。
今年も未だ出口の見えないビッグモーター。蜥蜴のしっぽ切りのような最近の報道にも反吐が出ます。そもそもとして、車のような巨大な精密機械の生産体制がこんな過密で大量な事にも私は疑問を抱かずにはいられません。業界全体の在り方が見直されるべきです。組織の犠牲になった人々が、落ち着いて正気を取り戻せる居場所に逃げられる事を願います。
その他
例年にない猛暑・暖冬
今年はエルニーニョ現象もあり例年にない猛暑。頻発するゲリラ豪雨に続く35度オーバー。水分補給に天気予報にと神経を尖らせる夏でした。
特に自分の中で強く印象に残ったのは菊花賞馬アスクビクターモアの逝去。更に、例年万全の対策をして開催されているお祭りでも熱中症の馬が出たことで異常事態だと痛感させられました・・・。今年はどうなるでしょうね、天候。
- 記録的猛暑で「1等米」激減、農家「こんな年は初めてだ」…野菜の高騰も続く : 読売新聞
- 狩猟開始も…山にクマがいない? えさ求め市街地に“縄張り争い”が 対策は(2023年11月3日) - YouTube
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春グマ駆除は再開したが…「ヒグマによる襲撃・乳牛被害」はこれからも減らない「深刻な理由」(市村 敏伸) | 現代ビジネス | 講談社(3/4)
- 日本におけるクマ類の保護管理の現状と課題 2012-2013(PDF:日本哺乳類学会)
猛暑の影響は計り知れず、米や野菜の不作はもちろんのこと、熊が餌問題で人里に降りてきたというニュースも増えましたね(そして現在進行形で増えてますね・・・)。
11月頃は裏で熊の事を調べていて、「春グマ駆除なるものがあるのか」とか「80年代に規制しすぎたのも良くなかったのか?」「そもそも戦後に伐採しすぎたところからもうー」とか一人で考え込んでいました。熊狩りに歴史あり、長い積み重ねがあって現状があるのだな、と思い知らされる一件でした・・・。
WBCで3大会ぶりの快挙 侍ジャパン優勝
決勝のドラマティックな展開でもコロナ禍での延期を経て、WBCがついに開催。大谷翔平を始めとして名だたる選手が集結した侍ジャパンが、3大会ぶりに優勝を果たしました!正直、今大会は見てて面白い試合が多かったです。準々決勝、準決勝、決勝と見応えのある試合でした・・・。
だからこそ、秋に大谷選手が怪我というニュースを見た時はショックでしたね。元々オーバーワーク気味で制御する人が必要な選手だそうで、素人目に見てももう休めよという段階までプレイ継続している姿を見、狂気すら感じました。何をそんなに生き急いでいるんだ・・・。休め・・・!
まとめ
追記予定がありますが、流石にこれ以上公開を伸ばすのは無茶なので投稿しました。2023年は自分の中で節目を感じることの多く、社会問題への関心が例年に比べて高かったと思います。
趣味を掲げるブログでここまでニュースをとりあげるのはどうか、と思わなくもないのですが、そもそも私の場合こうしてあれこれ調べて考えるのも趣味みたいなものなので、まあ良いでしょう。今年は記事のあげ方もちょっとゆるくしようかなとあれこれ検討中です。
*1:ブレワイの時からゼルダ関係の描写がひどくて苦手だった。「ゼルダ」シリーズである事を度外視しても、苦悩の部分だけピックアップされてくどい。今回もあの扱いはなんなのか。キャラ造形として元々そうならともかく他にも要素があるはずの今作ゼルダが一辺倒な描写で終わるのは納得いかない。ゲームの都合で統一性の無いキャラになりさがるならムジュラ・時オカくらいの描写でおさめておいてほしい。トワプリの頃からインパクト重視だったけどあの頃はまだ見れる内容だった。今作はちょっと無理。