ウツギの日々趣味日記

ゲーム・アニメ・音楽・読書など。趣味のことをつらつらと。

サウジカップデー感想

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すごく投稿遅れました。2月末に行われたサウジカップデー感想です。今回は昨年ドバイ観戦を反省し(ドバイターフのレースで寝落ちしてパンサラッサ1着決定の瞬間を見れなかった)、記事作成より寝落ちしない事を優先して挑みました。万全の体制で挑んだ甲斐がありました。

バスラットレオンがターフスプリントで勝利

総勢20頭もの日本馬が出走となった今回のレース。幸先の良いスタートになりました。ソングライン、バスラットレオン、レシステンシア、ラウダシオンの4頭が出走したターフスプリント1351でバスラットレオンが勝利。またも海外重賞を制覇しました。

彼はなんなんでしょう・・・。国内に海外にとレースを変えながら毎回良いところにいて、国内重賞も国外重賞もあるし、おまけに最近武蔵野S(ダートマイル)で3着を取りました。一昨年あたりは不調を極めていたはずなのに、一体何が復調の鍵だったのか。今後も目が離せない一頭です。

一方、昨年覇者のソングラインは10着に、昨年4着のラウダシオンも9着惨敗と不可思議な結果に。昨年と馬場が違うのかと思わず考えてしまいました。

そして5着レシステンシアは今回が引退レース。香港スプリント2着、スプリンターズS2着、そして今回の5着入りとスプリンターとしての資質を示したうえの引退となりました。どんな子が生まれるか今から楽しみですね。

推しシルヴァーソニック レッドシーターフHCを勝利!

バスラットレオンの勝利で良い感じに温まったところで大本命のレース。昨年ステイフーリッシュの覚醒勝利とは違い、今回は長距離重賞の実績有、斤量も軽めの56.5キロでの出走。おまけに最内枠を確保し、期待に応えての勝利でした。グリチャを見ていたらブックメーカーで1番人気なのは流石にびっくりしましたが!推しが!推しが評価されている!

途中、蓋をされて抜け出せるかはらはらした場面もありましたが、抜け出してしまえばこちらのもの。エネミーが追い込んでこようとすると更にひと伸びし、堂々の二馬身半差勝利!もう好きすぎる!

長距離の理想的な勝ち方!D.レーン騎手の騎乗も冴え渡っておりました!

それと今回、エヒトの走りを初めてまともに見たのですが、「この子なんでここでくすぶってるんだ・・・?」と思わず首をかしげたくなるような鋭い追い込みでした。そこも含めて応援の為に夜更かしして良かったと思えるレースでした。

池江泰寿師の熱いコメントにほろり

勝利者インタビューでは、池江泰寿調教師がステイゴールドの名前も出していてびっくりしました。オルフェーヴルまでは言うんだろうなと予想していたんですよ。でも調教助手時代のステイゴールドのドバイの話まで出てくると思わなくて。しかもディープインパクトの話をしようとしたインタビュアー(*1)を遮って通訳通さず英語で話す勢い。勝手に感動してしまいました。ありがとうありがとう・・・。今後とも推しをよろしくお願いします・・・!

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シルヴァーソニックは次走天皇賞春を目指します。好メンバーが揃う事が予想される今年、どんな走りをしてくれるのか今から楽しみです。

好走を見せる日本馬達に興奮

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リメイク、ジャスティン、ダンシングプリンス、リュウノユキナが出走となったリヤドダートスプリントでは、エリートパワーが勝利。BCスプリント優勝者の維持を見せました。

日本勢再先着はリメイクの3着。福永祐一騎手最後の騎乗で、なかなか良い結果を残せたのではないでしょうか。また、勝利したエリートパワーの鞍上L.デットーリ騎手は2023年いっぱいで引退する事を発表しており、時代の節目を感じながらの一戦でした。

オルフェーヴル産駒のジャスティンも、リメイクに次ぐ4着で力は出し切ったと思います。こんなに好走するとは思わず一人でキャッキャはしゃいでおりました。

オルフェーヴル産駒の短距離馬は芝でカンティーユ(OP入り)がいますが、短距離ダートにも好走馬がいるということで、本当に幅広いですねオルフェーヴル産駒は。

ほか、サウジダービー(G3)はデルマソトカゲが3着、勝利には届かなかったものの、日本勢の強さを見せつけてくれました。

世界のパンサラッサ サウジカップを逃げ切る歴史的快挙

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そんな多数の好走劇で喜んでいた私を最後のビッグイベントが襲いました。トドメを差されました。

パンサラッサ、ジオグリフ、クラウンプライド、ジュンライトボルト、カフェファラオ、ヴァンドギャルドと、6頭もの日本馬が出走する事になった今回のサウジカップ。応援したいのはジオグリフ。でも大本命はパンサラッサ。何しろ距離が1800m。昨年のドバイWC秋天見てもどう考えてもどんぴしゃりの適正距離。

とはいえパンサラッサは今まで唯一出たリステッド競走のダート(師走ステークス2020)も惨敗しており、「サウジのダートは大丈夫なのか・・・?」とそこだけが心配ポイントでした。

そしたらなんか普通に逃げて勝った。

どう考えても普通じゃないんですが何度見直しても私の目には普通に逃げて勝ったようにしか見えませんでした。なんで普通に逃げられるんだ。日本調教馬のサウジカップはこれまで2020年のゴールドドリーム6着と、昨年の6着マルシュロレーヌが再先着でした。制覇は今回初となります。待ってこの世代最近ダートG1馬生えすぎじゃない?

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歴史を塗り替えたパンサラッサは1000万ドルもの賞金を獲得し、一気に歴代獲得賞金上位陣に殴り込む形になりました。福島記念の制覇からここまでの馬になると誰が予想したでしょうか。ちょっとまだ実感ないです。だって普通に勝っちゃったんですもん。

更に今回、1着パンサラッサ、3着カフェファラオ、4着ジオグリフ、5着クラウンプライドと、上位をほとんど日本馬が独占する形になりました。7着のジュンライトボルトでも獲得賞金が50万ドルあるらしいです。お、おいしすぎる・・・!

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あと今回初めて知ったんですが、パンサラッサ担当の厩務員池田さん、今年の7月で定年なんですね。担当したという馬の一頭であるタイセイドリームはオジュウのレースを通しで見た時に何度か見て覚えていた馬だったので(上りが早い馬好きになりがち)、ちょっと動揺してしまいました。そうなんだ、この人が担当だったんだ・・・。

そんなコツコツ頑張ってきた人が、厩務員のキャリア最後にパンサラッサに会えて、こうして歴史的場面に立ち会えて良かったですね・・・。そういう話弱いんですよ私は・・・。

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で。応援していたジオグリフは、道中ずっとパンサラッサの後ろについて粘っての4着。何か今回はパドックから妙にテンションが高くて、ダートをすごく走りやすそうにしているのが印象的でした。

さす私の推し。このままどこかのダート重賞勝てるなら熱いですぞ・・・!ダート重賞を勝つ皐月賞馬とかそういう二刀流的なの好き!彼はまだ4歳なのでいくらでも可能性はあるでしょう。これからも推していきたいジオグリフ・・・!(え?ドバイ行くの?マ?)

感想まとめ

日本馬3勝、好走も多く、推しの活躍も見れ、今年も夢のようなひと時でした。惜しむらくはデアリングタクトが直前で回避してしまったことで適性を見れなかった事ですが、無事でいる事を願います。

ドバイのレースも大挙して日本馬が押し寄せるようですので、3月下旬が今から楽しみです。

関連動画や記事

 

(2023.03.15 過去記事読み直したらドバイターフ直後に寝落ちしたのではなく、直前に寝落ちしていたみたいです。記憶捏造してるじゃん。吐きそう。「ドバイターフのレースで寝落ちして」と修正しました。今後は過去記事も読んでから投稿します……)

 

*1:よく聞き取れなかったけどディープインパクトの名前はなぜ出てきたのだろう?