ウツギの日々趣味日記

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ドバイワールドカップデー感想【海外競馬】

world.jra-van.jp

ドバイワールドカップデーから数日。未だ興奮冷めやらず、延々とハッシュタグTwitterで検索してはニヤニヤする日々です。

夢のような一夜でした。昨今の国内競馬の面白さといい、海外での日本調教馬の活躍といい、まるで、今のタイミングで競馬を見始めた初心者を沼に沈めんとする何者かの意志が働いているようです・・・。

と、いうわけでドバイワールドカップデー感想です。

夢の一夜

jra.jp

その結果もさることながら、レース内容も面白いものでした。

初戦、ゴドルフィンマイルからいきなりバスラットレオンが快勝。「えっ、今回も連勝する展開なの!?」と早くもテンション上がる展開に。

お前もゴドルフィンキラーなのか

続くドバイゴールドカップでもステイフーリッシュが勝利。前の集団に囲まれながら辛抱強く機を伺い、終盤に飛び出し。最後は追い込んできたイギリスからの刺客・マノーボを差し返しての勝利でした。まるで父ステイゴールドドバイシーマクラシックを思い起こさせるような見事な脚を、長距離で!

hochi.news

ちなみに、ステイフーリッシュの次走は宝塚記念を視野に入れているそうです。そこも親父と同じにしていくのか。

(父ステイゴールドドバイシーマクラシック(当時G2)優勝後、宝塚記念(4着)→  京都大賞典ナリタトップロードの進路を妨害し落馬させた事により失格)→天皇賞秋(7着)→ジャパンカップ(4着)と出走し、最後香港ヴァーズで初G1を獲得しています。)

一方のヴェローチェオロは7着でしたが、賞金はがっちり咥えての帰還でした。とりあえず、彼は長距離適正ないと思うので中距離で使ってあげてください・・・。

アルクオーツスプリントは辛い挑戦となるも、UAEダービーではクラウンプライドが勝利スペシャルウィーク直系リーチザクラウン産駒ということでスペシャルウィーク推し歓喜の展開に。

更にドバイゴールデンシャヒーンでは、レッドルセルが2着。チェーンオブラブも4着と好走を見せます。何なんだこの日は。

衝撃の同着優勝

そして、ドバイターフではパンサラッサ、ロードノース、ヴァンドギャルドが熱戦を繰り広げます。逃げるパンサラッサ、追いかけるロードノースとヴァンドギャルド最後はなんと3頭横並びでのゴールイン!

長い判定の末、結果はロードノースとパンサラッサの同着優勝となりました。しかも、勝ちタイムが2014年優勝のジャスタウェイ(1:45.52)のレコードに迫る1:45.77

なんとインパクトのある初G1タイトル!こんなん人気出るに決まってるわ!レース直前にちょっと寝落ちして起きた時結果出た後だったの辛すぎるリアタイしたかった

パンサラッサは父ロードカナロア、母父モンジューという、サンデーサイレンス系が席巻する現在の日本競馬界において珍しい血統ということもあり、今後種牡馬としても注目されるかもしれません。

一方シュネルマイスターは徹底的にマークされ馬群の中に沈んでしまいました・・・。とりあえず、怪我がなくて何より。次走に向けてゆっくり休んでほしいです。

ダービー馬海外G1制覇の快挙

ドバイシーマクラシックでは、2021年ダービー馬シャフリヤールがユビアーをかわしきり快勝!!!!

日本ダービー馬が海外G1で勝つのは初めてとのこと。内容も強く、昨年レコードを記録したミシュリフの勝ちタイム(2:26.65)に迫る2:26.88

またかよ!今日はどんな日だ!

エフフォーリアとの再戦が楽しみな結果に!オーソリティも3着と逃げ粘り、ユーバーレーベンも5着と頑張りました。お疲れ様・・・!

最後のドバイワールドカップでは、カントリーグラマーが優勝。ライフイズグッドは距離適性からか4着に沈み、2着はホットロッドチャーリー、日本のチュウワウィザードは3着とすさまじい脚を見せてくれました。良い挑戦だったのではないでしょうか。

日本競馬の今後も楽しみな結果に

8レース中5勝という凄まじい結果を残した今回のドバイワールドカップデー。

今回は海外で適性が明らかになった馬だけでなく、すでに日本で結果を残した馬も素晴らしい結果を残し、日本調教馬のレベルの高さを伺わせるレース内容となりました。もう、後は馬場と距離の適性を見極めるだけという段階に進んでいるのでしょうか・・・。「なんかすごい瞬間を見てしまったな」というドキドキがまだ収まりません。

次走がまだ確定していない馬も多いですが、彼らにあった戦場で活躍してくれることを願います。

 

 

(20220402 パンサラッサ母父表記を間違えていたので直しました。正しくはモンジューです。失礼しました)