9月5日、ニンテンドーダイレクトで旧作の移植タイトルが発表されたんですが、それがすごいレアなタイトルだったんですよ。皆さんは「moon」というゲームをご存知でしょうか。
「moon」は、1997年に発売されたプレイステーションのゲームです。王道RPGのセオリーに疑問を呈すような内容で(ここでは詳しくは触れませんが)、シナリオはもちろんの事、テーマに直結したゲームシステムが面白く、独特な世界に引き込まれるゲームでした。
私自身は未プレイですが、熱心なファンが多いタイトルという事で興味があってプレイ動画を視聴し、この作品を知りました。視聴後「これは自分で遊ぼう!」と思ったものの、当時はお財布事情もあって購入を断念せざるを得ず(*1)、それからずるずると年月が経過してしまったのですが、それだけに、今回の移植発表を嬉しく思います。まさか、たった1980円でmoonを遊べる日が来るなんて!
任天堂ハードでの発売となったのはラブデリックの元スタッフが立ち上げた会社スキップによるゲーム「ギフトピア」「ちびロボ!」 などのタイトルがゲームキューブなどの任天堂ハードで発売された縁もあるのでしょうか。
今回移植を手がけるオニオンゲームスもやはり元ラブデリックのスタッフが中心となった会社で、「BLACK BIRD」「勇者ヤマダくん」などのインディーズゲームがSwitchに移植されています。こうしてゲーム製作を続けてきてくれ、それを支えてきたファンがいたからこその完全移植実現なのでしょう。移植断念となるタイトルも多い中、本当に喜ばしい事です。
配信開始は10月10日。すでにあらかじめダウンロードも始まっていたので、忘れないように早速購入しました。やっと自分で遊べるということで、今から楽しみです。
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(2019.09.11 一部会社名が間違っており、投稿前に修正したはずが反映されていなかったので修正しました。)
*1:当時amazonで3万円以上でした。今は中古の出品が増えて価格は落ち着いているみたいですね。