今日の読書は「eスポーツの爆発力(週刊ダイヤモンド特集BOOKS Vol.391)」。eスポーツについての特集冊子です。
ここ数年、eスポーツと呼ばれるゲームやeスポーツにしようという動きのあるゲームに触れる事が増えました。しかし、自分でも記事の中で何気なくその単語を使いながら「eスポーツ」についてはっきりと説明できません。
好きなゲームの経験を通しての偏った見識しか持っていない事を痛感し、最近は邦書、洋書問わず関連書籍を読み漁っています。前回に引き続き、本書はその読み漁ったうちの1冊です。
本書ではeスポーツとはどんなものか、どんな風に収益を得ているのか、海外との状況の違いや今後の課題を短く紹介。興行として、商業的価値としてのeスポーツに焦点を当てた一冊となっています。
newzooのレポート(Newzoo Free Reports | Games, Esports, and Mobile)を参照した形跡もあり、データに基づいた紹介記事という感じでしたが、賞金問題やスポンサー獲得の課題は基本知識に留まり、具体的な収益化についての記述はありませんでした。全体的に表面的な話に留まるといった印象です。
しかし、100円少しでこの内容なら十分でしょう。日本のeスポーツで話題になっている事を概観したい方におすすめの一冊です。
eスポーツの爆発力(週刊ダイヤモンド特集BOOKS Vol.391)――五輪採用の動きも!
- 作者: 大坪稚子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/12/27
- メディア: Kindle版
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(2019.03.03 読み返して日本のeスポーツ、だと誤解があると感じたので「話題になっている事」と訂正。関連記事を掲載しました)