普段あまり経済誌は読まないのですが、ちょっと気になる記事があったので紹介します。今日の読書は「週刊東洋経済 2018年3月24日号」、非正規労働者の無期雇用化特集についてです。
今年の4月から「有期雇用の無期雇用転換」が始まっているのを皆さんはご存知でしょうか。
私はお恥ずかしい話全く知らなかったのですが、図書館を散策していたら気になる表紙を発見。「非正規が消える」というちょっと刺激的なキャッチコピーに思わず「週刊東洋経済」を手に取りました。
無期転換の内容としては「5年以上を超えて契約更新をする非正規労働者は、無期雇用を希望できる」というもの。その対象は契約社員・パートなど雇用形態を問わず、広く適用されます。期間が無期限になるだけで正社員になるわけではないんですが、無期雇用にした後の待遇問題・給与問題・そもそもの対応窓口と、企業は対応に追われています。
本特集では法律が改正された経緯・「無期雇用化」の基礎知識から、色々な企業の対応例、今からできる対策などがまとめられています。企業によって様々な対応が見られる中、一つのマニュアルとして手元にあると安心かもしれません。個人的には、法律改正を知る良い機会にもなりました。
「無期雇用化」の対象になる方に読んで欲しい特集記事です。最近の労働関係のニュースを読んでいて「無期転換ってなんぞや?」と思っている方にも。
週刊東洋経済 2018年3月24日号 [雑誌](非正規が消える 無期雇用化 同一賃金の衝撃)
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2018/03/19
- メディア: 雑誌
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