ウツギの日々趣味日記

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聖なる夜に 超個人的・クリスマスに聴きたい歌ベスト(洋楽中心)

メリークリスマス!いよいよクリスマスがやってきましたね。皆さんはどんな風にクリスマスを過ごしているのでしょうか。

私はクリスマスは基本的に一人で過ごすのですが、毎年クリスマスソングを漁りながらぼけーっと過ごすのが恒例イベントとなっています。様々な音楽家が思い思いのホリデーソングを寄せる、この時間が大好きです。

というわけで今回は、「超個人的・クリスマスに聴きたい歌ベスト」と題しまして、クリスマスに聴きたい歌をいろいろ紹介してみたいと思います。クリスマスをちょっと特別な雰囲気で過ごしたい方や、たっぷりクリスマス気分に浸りたい貴方に。どちらかというと落ち着いた歌を中心に紹介していくつもりです。

いつも通りの偏ったチョイスでお送りしますが、こんな人もクリスマスソングを歌ってるんだなあと思っていただければこれ幸い。

 

Pentatonixが歌う「Silent Night」

最初はこちら!アカペラグループ「Pentatonix」のオフィシャルビデオより、「Silent Night」。

5人というアカペラにしては少人数の構成ながら、ハイレベルなベースとボーカルで分厚いサウンドを作り出すこのグループ。アカペラという枠を超えた大胆なアレンジで、ジャンルを問わず幅広くカヴァー曲・マッシュアップ曲を手がけています。もちろんオリジナル曲も素晴らしいものばかりです。個人的には、たまに出してくるこういうシンプルなアカペラ曲も好き。

他にもPentatonixはクリスマスソングをいくらか公開していて、楽しい気分になりたいなら「Joy to The World」「Angels We Have Heard On High」、カッコイイアレンジなら「Carol of Bells」もオススメです。今年はクリスマススペシャルとして、レナード・コーエン「Hallelujah」を歌った動画も公開しています。

 

Liberaが歌う「Carol of Bells」

ボーイソプラノユニットLiberaによる「Carol of Bells」。優しい歌声が素晴らしく、思わず昇天してしまいそうです・・・。他にも思わず浄化されてしまいそうな歌を多く公開しています。クリスマスを神聖な雰囲気で演出するなら、彼らの歌声がオススメです。

ちなみに私は「旧支配者のキャロル」とかいう替え歌をきっかけにこの曲を知ったのでこんな神聖な曲だとは知らず、最初聴いたときはびっくりしました。美しい。

 

 志方あきこが歌う「AVE MARIA」(シューベルト

AVE MARIA

AVE MARIA

 

クリスマスといえば、イエス・キリストの生誕を祝う日。マリア様の歌は個人的には外せません。

というわけで、ちょっとクリスマスソングとは違うかもしれませんが・・・かの「3大アヴェ・マリア」を一挙に紹介。最初は私の好きな志方あきこさんの歌う、シューベルト作曲「アヴェ・マリア」です。志方さん特有の多重コーラスはもちろんのこと、葉加瀬太郎さんの奏でるヴァイオリンが素晴らしい楽曲です。天にでも昇るかのような透き通ったコーラスで、どこか可愛らしくて癒されます。

 

米良美一が歌う「Ave Maria」(バッハ/グノー)

Ave Maria

Ave Maria

 

もののけ姫の主題歌でもおなじみ、米良美一さんが歌うグノーの「アヴェ・マリア」。独特の震えのある歌声が耳に染み渡ります。私はグノーのアヴェ・マリアが一番好きなので、ほくほく顔で購入しました。

ちなみに米良さんはカッチーニアヴェ・マリアも歌っているらしいんですが、CD等がどこから入手できるか分かりませんでした・・・。できれば入手したいです。

(2016.12.26 追記)米良さんの歌うカッチーニアヴェ・マリアは、1998年の長野パラリンピック支援アルバム「HOPE」に収録されているようです。無事入手・確認できました。情報提供してくださった方、ありがとうございました!

 

森麻季が歌う「アヴェ・マリア」(カッチーニ

カッチーニ:アヴェ・マリア

カッチーニ:アヴェ・マリア

 

3大アヴェマリア、最後に紹介するのはカッチーニの「アヴェ・マリア」。歌うのはドラマ「坂の上の雲」2部の主題歌を歌ったことでもおなじみ、ソプラノ歌手の森麻季さんです。安定感のある高音がとても心地良い1曲。他にもこの歌が収録されているアルバムには、「アヴェ・マリア」のタイトルに相応しく様々な「アヴェ・マリア」が収録されています。この曲を聴いて気に入ったなら、彼女はいくらかオペラ曲集を出しているので、手を出してみるのもアリかもしれません。

 

ちなみに豆知識。"カッチーニ"のアヴェ・マリア・・・と言ってもカッチーニの作曲というわけではありません。最初はウラディーミル・ヴァヴィロフという音楽家が「作者不詳」として出した曲で、それがいつの間にか「ジュリオ・カッチーニの曲だ!」として世に広まってしまったのだとか。(2016.12.24閲覧 wikipedia「ウラディーミル・ヴァヴィロフ」の項より)

後々の研究でこの事が判明し、ウラディーミル・ヴァヴィロフはよく自作の曲を昔の音楽家の曲と偽って出していた為、これもヴァヴィロフの作曲ではないか?と言われるようになりました。現在ではウラディーミル・ヴァヴィロフ作曲というのが定説のようです。

Home Free が歌う「Angels We Have Heard On High」

アカペラグループ「Home Free」による「Angels We Have Heard On High」。最初に紹介した「Pentatonix」と同じく、「The sing off」というアカペラグループ発掘番組に出演していました。カントリー的な音楽の得意なグループで、シンプルなアレンジと柔らかい歌声が魅力的です。

Home Freeは他にも「O' Holy Night」や「Silent Night」などのクリスマスソングを公開していて、どれを紹介しようと迷ったのですが、高音の伸びが一番綺麗だなあと思ったこの曲を紹介する事にしました。ノリノリの曲が良いなら「Christmas Medley」とかもオススメです。「Full of Cheer」なんていうクリスマスソング集にまとめて収録されているので、気になる方はこちらもどうぞ。

トミー・エマニュエルの奏でる「White Christmas」

オーストラリアのギタリスト、トミー・エマニュエルが奏でる「White Chrismas」。ゆったりしたサウンドが心地良いホリデー気分を味あわせてくれます。歌っているのはアニー・セリック、どうやらジャズ界隈で活躍している歌手のようです。この方達のことはまったく知らなかったので、今年クリスマスソングを漁っていて一番の収穫です。

ちなみにこの動画、今年の11に投稿されたもの。youtubeに寄せられたコメントの中には「トミー愛してる。でも今11月や」「HAHAHA」みたいなやり取りが展開されていてほっこりしました。他にもトミー・エマニュエルは「Jingle Bell Rock」など、洋楽では定番のクリスマスソングを公開しているので、興味のある方は是非。

 

マライア・キャリーによる「O Holy Night」

最後はこちら。アメリカのシンガーソングライター、マライア・キャリーによる「O holy Night」。彼女の事は名前くらいしか知らなかったのですが、毎年恒例のクリスマスソング漁りの際に発見し、カッコイイ歌い方に引き込まれました。力強い歌声と大勢で盛り上げるコーラスが、暖かい気持ちにさせてくれます。

観客の盛り上がりっぷりや、教会の映し方も超好きです。こういうクリスマスを過ごせたら楽しそうだなあ・・・。

 

 まとめ

 「クリスマスに聴きたい歌ベスト」いかがだったでしょうか。振り返ると聖歌ばっか紹介していた気がしないでもないですが・・・好きなんで仕方ない。皆さんもこれを聴いて、特別な気持ちになってくれれば幸いです。

今年もあとわずか。おのおの様々な事情があるかと思いますが、どうか良い週末・良い聖夜をお過ごしください。ではでは!