ウツギの日々趣味日記

ゲーム・アニメ・音楽・読書など。趣味のことをつらつらと。

【LOL】2018年MSI直前!基本情報まとめ【観戦メモ】

 

youtu.be

世界中でSpring seasonが終わりを告げ、いよいよMSIが目前に迫ってまいりました。

私自身はLJLSpringのファイナルが終わった途端に体調を崩してしまい(そして現在も絶賛療養中です)、他地域の試合をあまりチェックできなかった状態でのMSI観戦ですが、今年はFNCが良い感じだし、KZも頭おかしい強さだしで楽しみです。

という訳でMSI直前。自分なりにMSIの基本情報や見所をまとめてみました。

 

※私は普段、AI戦や特殊モードばかりやっているライトプレイヤーです。拙い部分はご了承を。

MSIってなんぞや?

jp.lolesports.com

MSI(Mid-Seazon Invitational)とは、毎年春に行われるライアット主催の国際大会です。世界の14地域から一番最近のシーズンで優勝した各地域の1チームが出場、勝敗を競います。

各地域の強さを競うと言う事はもちろん、この大会の結果はWCSの出場枠に加味される事も時々あるので、出場枠が限られた地域にとって重要な大会です*1

特に昨年、日本・LJLはMSI・WCSと成績が振るわなかった事もあり、昨年All-Starの出場権をもらえなかった経緯があります。挽回のチャンスという事で観戦する人の目も厳しくなっているでしょうが、選手の皆さんには是非プレッシャーに負けず戦って欲しいものです。

基本情報などへのリンク

大会スケジュールは上記のLJL公式ページで見れますが、関連記事は翻訳の問題でどうしても掲載が遅れてしまうので、早さを求めるなら本家本元・海外の公式ページも見る事をオススメします。

公式以外のページでも下記ページはオススメです。

その他、観戦の際に便利なページについてはこちらのページも合わせてどうぞ。

utugishumi.hatenablog.com

現在のメタ:昨年から何が変わった?

パッチはまだ分かっていませんが、最近の試合を見てきて、MSIに向けてメタについて個人的に気になる事をまとめてみました。(※分かり次第追記予定)

追記:MSIのパッチは8.8のようです。:パッチノート 8.8 | League of Legends

過酷になった視界の取り合い、強化されたバロンとエルダー

シーズン8に突入してのち、ロングゲームが話題になりました。早い時はすごく早く終わるけど、長引くといつまでも終わらない。そんなロングゲームへの対策の1つとして、パッチ8.4でバロン・エルダードラゴンの効果がバフされました(パッチノート 8.4 | League of Legends

特に強力なのがエルダードラゴンの連続取得によるダメージ上昇で、ボットレーン側の森における視界の取り合いがますます過酷に。

しかし、JGでワードがおけるトラッカーナイフはとっくに消去されており、SUPの持てるフロストクイーンも消去・他のアイテムに取って変わって使う事がほとんどなくなっています。

そのため、以前よりコントロールワードの重要性が増し、バロンやエルダー周りの視界確保のためにかえって試合が間延びすることも。MSIではどんな主導権争いが行われるのでしょう。

統率の旗はどこまで使われる?トップメタの現在は?

魔導書メタも落ち着いてきたこの頃、かわって脚光を浴びるようになったのはアイテム「統率の旗」です。

使用する事でミニオンを巨大化・耐久力をアップさせるこのアイテムは、ウェーブコントロールミニオンの進軍具合)が肝のサイドレーンで大活躍。特に終盤の1・2・1の形で展開している時に、サイドレーンのTOP(時々MIDレーナー)が持つ事で真価を発揮します。

以前は統率の旗効果+バロンバフ+タンクミニオンという凶悪なコンボもありました(参考:https://twitter.com/lolesports/status/970707109213102081)。8.5以降はバロンバフが乗らないように修正されたものの、ウェーブコントロールへの影響力は健在。MSIでどこまで使われるか気になるところです。

また、現在はタンクチャンピオンが陰を潜めているのも気になります。春シーズン中はカミールやガンクプランク、ナーのピックが多く、リメイクによりスウェインも台頭してきました。しかも現在は「征服者」というファイター向けの新たなキーストーンも登場しています。

タンクチャンピオンといえばエンゲージ手段のあるオーンで、チョガスやマオカイは陰が薄い印象。MSIでピックされるTOPのチャンピオンはどうなるのでしょう。

 

気になるチャンピオン

カイ=サ

パッチ8.5で新しく追加されたチャンピオン。がんがんブリンクして攻める前のめりなADCで、操作感はヴェインに近いです。しかし、散弾やステルス付きのスキルが存在するのでちょっと使い心地は違います。

射程がネックでしたが、パッチ8.6で大幅にバフされて以来(通常500→525)プロシーンでも多く見かけるようになりました。(参考:パッチノート 8.6 | League of Legends)今大会でのバンピックにも注目です。

イレリア(リメイク後)

youtu.be

新たなスキルを携えやってきたイレリア、軽く触ってみたのですが脳筋気味で楽しい。Qの追撃性能にEの範囲スタン攻撃、Rのデバフ効果が強力です。こんなんプロに使わせたら一体どうなってしまうのか?パッチ次第ではグローバルバンでしょうか?

トランドル

相変わらず森を荒らしてなんぼのJGメタでしたが、少し変化もありました。JGの殴り合いが重視されるようになった現環境ではオラフスカーナーが台頭。加えて見かけるようになったのがトランドルです。

ちまちま回復するパッシブ性能に加え、殴り合いも結構強く、序盤・敵JGに遭遇してもピラーで生存できるところも魅力。今大会ではどんな戦いっぷりを見せてくれるのでしょうか。

ラウム

プロシーンで最もピックされているタンクサポート。パッシブのスタンスタック効果はもちろんの事、応用の利くWやアルティメットさえ止めてしまうEのシールド、いざという時ゾーニング効果を発揮するRなど、対応力の高さと集団戦でのタンク能力が魅力です。

守備的なチャンピオンなのでレーニングが若干きついのが難点ですが、そこはプロ。個人的にも好きなチャンピオンなので、カッコイイ盾に期待したいですね。

他、よりアグレッシブなタンクサポートであるアリスター、次点で捕まったキャリーを助けられるタム・ケンチなどがタンクサポートの定番。バンピックに注目です。

(追記)今回のパッチが8.8ということで、改めてパッチノートを見るとタムケンチとブラウムが同時にナーフされているようですね。思ったよりピック率は低いかもしれません。

モルガナ

サポートのやりたい事はだいたいできる器用なメイジサポート。しかし足が遅く、ブラックシールドが物理ダメージを防げないと言うことでシールド要員としては微妙な立ち位置。プロシーンでは長らく目立った活躍がありませんでした。

しかし、パッシブの変更で一度MIDで使われるようになった後、サポートでの再評価もされたようです。現在まで徐々にピック率が上昇しています。

個人的には新たに登場し、超越のタリスマンと似たような効果を持つ「シュレリアの思念」とのシナジーも気になります。

気になる出場チーム

試合が見れた範囲だけですが、出場チームに関する個人的評価と期待度をまとめてみました。

Fnatic(EU LCS)

昨年WCSの雪辱を果たすべく鍛えてきたFnatic。今年は昨年に比べソロレーナーの安定感(特にCaps選手)が増し、中盤から展開を作りやすくなったように感じます。

決勝ではG2を3-0でくだし優勝。昨年3位決定戦を見た時よりバロン周りの判断もスムーズで、見ていて気分が良かった記憶があります。今年のFNCはかなり良いところまで行くのではないでしょうか。

懸念事項といえばsOAZ選手の手の怪我ですが、代打として入ったBwipo選手は強い。決勝での結果がその何よりの証明でしょう(参考:Fnatic - Leaguepedia | League of Legends Esports Wiki)。今年一番楽しみなチーム。

Kingzone DragonX(LCK)

シーズンを通して圧倒的な力を見せ付けたKZ(旧LZ)。今年は特に化け物級の強さを誇っています。素人目に見て分かるほど各レーンが強い。

勝戦の対AFs戦では3-1でしたが、正直AFsが1ゲーム取れただけでもすごいと思うほどの完成度でした。今、このチームに勝てるチームなんて存在するのか?

しかも現在タンクタイプのTOPレーナーが下火。もともとアグレッシブなTOPレーナーであるKhan選手に追い風が吹いているのも気になります。

Team Liquid(NA)

NAはいま微妙な感じ。メンバーチェンジが盛んに行われたのもあってか、人気チームであるTSMやC9が揃って不調に陥り、huni選手の入ったecho Foxも振るわず。Doublelift選手を迎えたTeam Liquidが優勝を果たしました。

しかし、決勝の試合内容は正直言ってあまり良いものではありませんでした。100 Thievesがミスしたのを拾って勝ったという感じで、いまいちスッキリしない形での優勝。MSIで調子を上げてくるのでしょうか?

Royal Never Give Up(LPL)

気になるKarsa選手がRNGに入ったと言う事で今年はちょくちょく追いかけているLPL。首位争いに勝利したのはRNGでした。

主軸となるのは相変わらずJGのMlxg選手で、アグレッシブなプレイは健在。また、シーズン当初は休養していたUzi選手*2も無事復帰を果たし、準決勝ではペンタキルも取って(youtubeの動画リンク:Uzi Scores Pentakill With Kai'sa )調子は万全。Karsa選手の取得やサブADCの謎など、チーム運営に対する疑問点はいくつかあるものの、MSIに向けての準備に期待したいです。

ちなみに、あるインタビューででは、Rekkles選手がUzi選手を物凄く評価していました。今年はADC対決が楽しみですね。([Unfiltered Interview] Rekkles Ranks ADC Players Worldwide From Best To Worst. - Inven Global

EVOS Esports(ベトナム

今回、私は一切情報を調べられていません。決勝でかのGAMを下して優勝を果たしたその実力はいかに。

PENTAGRAM(LJL、日本)

LJL2018のSpring SplitはPGMが優勝。昨年SummerPlitではバロン周りでバラバラになる場面もありましたが、今回はそんな場面もありませんでした。

シーズン前にチーム運営側の問題が発覚した時は選手のコンディションを心配しましたが、どうも杞憂だったようです(関連:LJL参加チームおよび関係者に対するペナルティについて - League of Legends Japan League)。今後は選手を大切にして欲しいものですね。

PGM/Once選手は当初浮いている印象があったものの、徐々にチームにかみ合いつつあります。LJL決勝戦では、敵の森を荒らしたくてたまらないOnce選手に、Ramune選手が体を寄せる動きを繰り返すのが印象的でした。

MSIではRamune選手がどこまでOnce選手とのコンビネーションを発揮するかも注目です。Ramune選手はチャンピオンプールが広がったほか、アグレッシブな動きが増えています。個人的には、昨年に比べ格段に見ていて楽しい選手になりました。

スウェインでタンクしきった試合や、まさかのヴェル=コズピック、決勝でのエコーピックなど今シーズンは印象的なピックも多かったです。彼の成長はバンピックにも良い影響を与えるのでは、と密かに期待しています。

Twitch、及びオープンレックにて放送

MSIゴールデンウィーク真っ只中の5月3日20時から放送開始。日本語の実況・解説付きで楽しめます。複数の箇所から視聴可能なので、自分に合った場所で視聴するのがいいでしょう。

時差の問題もあるので、夜更かしに気をつけて視聴したいところですね。

www.twitch.tv

 

www.openrec.tv

 

(2018.05.03 13:00 公式ページに出場選手プロフィールが追加されていたので追加、その他文章少し修正)
(メタに関する情報(特にサポート、タンクサポ少し落ち着いたみたいですね)が古かったため、一端非公開にして修正しました)
(2018.05.05 良い紹介動画を見つけたので追加、いくつかのリンク修正)
(2019.04.17 タイトル変更)