ウツギの日々趣味日記

ゲーム・アニメ・音楽・読書など。趣味のことをつらつらと。

シャドウバース日記12 バハムート降臨後の色々

バハムート降臨実装から約数週間、皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか。

私はというと、PCのデータ整理をしたり、見逃していたアニメを一気に視聴したり、やりかけだった他のゲームをちまちま攻略したりして、1週間ほどシャドウバース自体から離れていました。数日前にやっと現在のランクマッチに乗り込んで、累積BP稼ぎに精を出す毎日です。

カードの使用制限も解除され、本格始動したバハムート降臨。今回はバハムート降臨後のシャドウバースの世界はどうなったかということで、遊んでみて思った事を書いていきたいと思います。

 

現在の目標:各クラスでランクマッチ100勝
現在のランクマッチ:クラス別勝利数(数字は勝利数)

エルフ: 192 → 210 (+18(達成済)
ロイヤル:228 → 230(+2(達成済)
ウィッチ: 58 → 60(+2
ドラゴン: 91 
ネクロマンサー:66 → 70 (+4
ヴァンパイア:120 → 128(+8(達成済)
ビショップ:184 → 202(+18(達成済)

 

「ドロシーウィッチ」の現在

前回のシャドウバース日記で「対処しきれそうなのが早い展開のデッキしかなさそう」的な事を書いたドロシーウィッチ。アップデート直後と比べて、大分数が落ち着いてきました。

現在では、ドロシーウィッチ・超越ウィッチ・土ウィッチに程よく遭遇し、他のクラスと比較しても特別多いという感じはしません。土ウィッチが増えたなというのが個人的な実感です。

理由は色々あると思われます。

①手札が枯渇しがちで、序盤に対処されると辛い

序盤に綺麗にスペルブーストがかかって盤面に対処しきれない数がフォロワーが並んだら良いのですが、手札にスペルしかねえ!フォロワー足りねえ!ドロシーいねえ!となると中盤以降が大変。更にドロシーを2枚引いてきちゃうと目も当てられない事態に。

他のデッキと比べて手札事故が多いんですね。また、回復フォロワーや諸々の守護フォロワーで序盤を綺麗に対処されるとどうにもならなくなってしまうのも辛いところです。

②先に展開されるのもしんどい

これは前回も少し触れた点ですね。ドロシーウィッチでは、こちらから対処しにいくというより相手に対処してもらうのが基本です。自分の方が先に展開してしまえば良いんですが、相手が先にフォロワーを並べてきて、こちらが除去に回らざるを得なくなると辛いことになります。デッキに全体除去を入れる余裕がないのもこの事に拍車をかけています。

そのため、今回強化されたアグロヴァンパイアの相手は苦手。ドロシーウィッチが怖いならドロシーより早いアグロデッキを使えば良いじゃない――そんなあっさりとした対策で十分対応できるのが、ドロシーウィッチだらけにならなかった一因なのでしょう。

③全体除去や守護に弱い

そして、全体除去に弱い。特に刺さるなあと感じたのがフォロワーの攻撃力分だけ全体にダメージを与える「旋風刃」や、復讐状態でコスト4になる「黙示録」の存在です。他にも今回は、全体除去カードが多数追加されています。

また、基本的にはアグロデッキっぽい動きをしてくるので、盾を並べられると困るのもこのデッキの弱点です。

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そんなこんなで、意外と落ち着いている現在。しかし、「ランクマッチで遭遇するウィッチといえば超越」だった流れを変えたのは大きいと個人的には思います。変幻自在のデッキで相手を翻弄する様はいかにも魔法使いらしくてカッコイイ。この路線で突き進んで欲しいものです。

白銀の矢デッキ・そしてOTKエルフデッキ

攻めのスタイルに大きな変化は無かったエルフですが、「古き森の白狼」という個人的に最高に楽しいフォロワーが追加されました。ラストワードでデッキの最大コストカードを0コストにして手札に加えるカードで、手札にすでに白銀の矢があれば1ターンで18点ダメージが約束されているというロマンカードです。

 

しかしこのカードで狙えるダメージ、18点が上限ではありません。下をご覧ください。

 

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画像は9ターン目、「古き森の白狼」で入手した「白銀の矢(0コスト)」を撃った後のものです。相手の盤面にはインフェルノドラゴンが並びちょっとピンチじゃねえかというこの場面。「まあいくらでもやりようがあるべ」と思ってとりあえず白銀の矢を撃ったらリノセウスの兄貴が出てきました

・・・お 分 か り い た だ け た だ ろ う か 。

 そう、相手に守護がいない・「自然の導き」が手札にある・1コストカードがそこそこ手札にあるこの場面。1ターンで20ダメージ以上をたたき出すことができるのです!

白銀の矢ばかりに気を取られてすっかり頭から抜け落ちていました。このデッキにはリノセウスもいるということを!

このシーンでは、1白銀の矢(0)⇒2ウォーター(1)3ベビー(1)4翅(2)5リノ(2)6導き(1)7リノ(2)。白銀の矢9点+リノセウス5+7点で21のダメージを与えられました。楽しい・・・!

まあ、これを毎回できるわけではないんですが。「とりあえず白銀の矢を撃ってから考える」というプレイングが可能になったことで、戦略の幅が広がったのは嬉しい変化です。

 

あともう一つ、1ターンでなんとかするといえばこんなタイプのデッキも出ました。新しいコンボデッキの型・通称「OTK(ワンターンキル)エルフ」デッキです。

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鍵となるのがこの「ミニゴブリンメイジ」。「コスト2のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える」ニュートラルのフォロワーです。そう、上手くデッキを組めばリノセウスサーチになるのです。

更にこのミニゴブリンメイジを進化時に0コストにして手札に加えるフォロワー「歴戦の傭兵・フィーナ」も今回追加されました。ミニゴブリンメイジを0コストで手札に入れられれば、リノセウスを確実にサーチした上でプレイ数を稼げるのでリーサルがぐっと近づきます。

この二つのカードを駆使し、さっさとリノセウスを自分の手札に呼び込んで決着をつけるのがこの「OTKエルフ」デッキの特徴です。リノセウス特化デッキと言っても良いでしょう。

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これが強い。最初、確実にリノセウスをサーチする為に2コスフォロワーをリノセウスのみにしなければいけないということで、「フェアリーウィスパラー無いのに成立するのか?」と半信半疑でしたが、問題なく回せていました。

今まで手札に加わるまでじっと待たなければいけなかったリノセウスが手元に置きやすくなったことで、今までのエルフより積極的にリノセウスを出せるように。更にミニゴブリンメイジを出して戻す動きをできると便利です。あっという間に手元には2枚のリノセウスが手に入り、勝ちが近づきます。

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難点と言えば盾にめっぽう弱いところでしょうか。基本的にリノセウスで殴り勝つデッキなので、1/1の盾でも並ぶと面倒くさくなります。そして、アグロデッキに比べたら遅めの展開なので、相手のデッキが回っていたらあっさり負けるという難点もあります。

面白いデッキですが、強いかといえばそこそこの強さというというのがさらっと使ってみた感想でした。とはいえ、エルフデッキに新しいタイプが登場したのは嬉しいですね。

ついに解禁したネフティス

メンテナンス直後、使用制限のかかっていた「ネフティス」。世のネクロマンサー使いが彼女の降臨を待望する中、1月5日のメンテナンスでついに使用制限が解除されました。私はネフティスをまだ1枚しか持っていないので使用を見送っていますが、ランクマッチで良く見かけるようになりました。

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一気にラストワードを発動させることのできる効果はネクロマンサーとの相性抜群で、早速コントロールネクロで猛威を振るっています。難点をいえばランダム要素が強い事、自分の盤面にフォロワーがいると十分に効果を発揮できない事でしょうか。

上の画面のように、じっくり準備したいデッキにとっては絶好の相手になってしまうケースもあります。今の環境では早い展開のデッキが軒並み凶悪になっているのに加え、このターンになると栄光のセラフ・ラピス持ちのビショップ、リノセウスを複数抱えたエルフと、わりと敵が多いのも大変なところ。

ただ、中盤を支える強力なカードが多数追加されたお陰で、凌ぐこと自体はさほど大変では無い印象です。いかにネフティスが出るまでにダメージを積むかがポイントになってきそう。

お試し!ディスカードドラゴンデッキ

「インペリアルドラグーン」が無い状態でしたが、ある程度カードが揃ったので「ディスカードドラゴン」デッキにもちょっと手を出していました。

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まず充実の手札が嬉しい。この盤面になった段階で手札が5枚もあるのはドラゴンではそんなに多くなかったので嬉しい変化です。また、手札を捨てるだけに攻撃的なカードが多く、「竜巫女の儀式」さえ置いてしまえばリスクを考えずガンガン攻められるのもおいしかったです。まあ、その竜巫女を置くまでが大変なんですが!

ここでは、とりあえず手札を捨てるカードを一通りぶち込んだデッキで対戦しました。満遍なくカードが活躍した対戦でしたが、気になった点は「煌牙の戦士・キット」の体力が1点なので、手札を捨てるたびに他のフォロワーすべてに1ダメージを与える「ノクシャスロアードラゴン」との相性が最悪ということでしょうか。

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具体的にどんな事態になるかと言いますと、たとえばこんな場面。「ノクシャスロアードラゴン」の効果で残り体力1点のフォロワーを除去したいのですが、いま「竜の知恵」で手札を捨ててダメージを与えると、場にキットが出た上でノクシャスロアードラゴンの効果が発動することになってしまいます。つまり、せっかく場に出したキットが、ノクシャスロアードラゴンの効果ですぐ倒されてしまうんです。

捨てた手札を無駄にしないための「キット」の効果がここでは仇になっているんですね。かえって手札を無駄にする事態になってしまうので、除去を考えるなら素直に同じ4コストの「ジークフリート」を入れるほうが無難なのかもしれません。ノクシャスロアードラゴンは個人的に採用してみたかったカードなので、ちょっと残念な結果になってしまいました。

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あと、使ってみて感じたのが手札豊富すぎ問題。カード引く手段をうっかり用意しすぎたら惨事になります。1枚だけでも結構溢れるのに、この場面では好奇心で2枚目の竜巫女を置いて見事に自爆しました・・・。こんな初歩的な間違いのほかにも、ディスカードドラゴンは他のドラゴンデッキと違い、手札に気をつけなければならない場面が多々。

色々入れ替えながらのデッキ試用でしたが、通してプレイしてみて、単なるフィニッシャーの役割としてでなく、多くなりがちな手札を活かす為にも「インペリアルドラグーン」は欲しいと感じました。私のところにも早く来てほしいものです。

まとめ

新しいデッキタイプが登場し、戦略の幅が広がった「バハムート降臨」。上記で紹介した以外にも様々なデッキタイプが登場し、色々なデッキを試したい私にとっては大分楽しい環境になりました。

大体慣らし運転は終わったので、次回より新しいデッキを試しつつ残り3クラスの100勝を目指したいと思います。頑張るぞ!