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ウツギの日々趣味日記

ゲームなど中心に趣味のことをつらつらと。

創作のお供に!空想が捗る音楽その1 欧州編

音楽

芸術の秋もそろそろ終わりに近づいてまいりました、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

私は物語を考えるのが好きで、下手の横好きで小説なんかも書いていたりもするんですが、そんな時にふと音楽が欲しくなることがあります。

いつも同じテンションで書き続けるのは結構大変です。和風・洋風・中東ら辺の世界観から、古代・中世・近代と・・・・とにかく色々な世界を創作を通してあっちゃこっちゃ移動する身としましては、音楽ほど頭の切り替えを助けてくれるものはありません。

荒涼とした大地、果てしない空、雄大な海。高い山を意気揚々と進む事もあれば、暗い洞窟の中を心細く彷徨うこともあります。そんな時に脳裏に浮かぶ情景を盛り立ててくれるのが音楽。もちろん写真や絵を参考にする時もありますが、その場に漂っている空気や匂いみたいなものは、やはり音楽が一番感じやすいかな、と思うのです。

そんな訳でここではとことん趣味に走りまして、創作のお供に良くかけている音楽を紹介していきたいと思います。今回は「欧州編」、ヨーロッパ辺りの雰囲気に合った音楽が中心です。皆さんもアイデアに詰まった時に是非!

ケルトの風を感じて旅をする

その手の音楽好きの方には「ベタ過ぎて意外性がねえ!」と言われるかもしれません。でもここから始めないと私のBGM紹介は始まらない。2003年に発売されたニンテンドーゲームキューブのゲームファイナルファンタジー クリスタルクロニクル。そのサントラです。2枚組のCDで、最初から最後まで余すところ無くケルト風且つファンタジーなBGMがたっぷり詰まっています。ゲーム用に作られた曲の収録なのでジングル的な短めの曲もありますが、どの音を取っても手抜きなく、たっぷりファンタジーの世界に浸れます。

最初になんでこのCDを紹介するかというと、私がゲーム・アニメのサントラを積極的に買うようになったきっかけがFFCCだからです。もう十年以上も前の事、4つの種族を選んで自分でキャラを作れるというところに惹かれてゲームを購入。ゲーム全体の色合いももちろんのこと、何かイベントが起こると日記に書き記されていくシステムや、村人のちょっとした営み。何よりダンジョンに入る前に美しい音色と共に語られる物語に感動し、ドハマリしました。

とにかくあの世界の全てが好きで、ただキャラを操作しているだけで胸が躍り、ひたすら水を集めてクリスタル様に献上するだけの作業を(今にして思えばなんであんなに飽きずにやれたのか)嬉々としてやっていました。しばらく経ってゲーム熱も冷めやった頃、「まだまだあの世界観に浸りたい!」と思って買ったのがこのCDだったのです。

それゆえ思い出補正が強めの評価となっておりますが、それを差し引いてもとても良いCDだと思います。おすすめです。

神話の世界・切ない祈りに耳を傾けて

廃墟と楽園

廃墟と楽園

 

私は志方あきこさんが好きです。インディーズ時代から良くオルゴール曲や歌曲を拝聴していて、昨今のゲーム・アニメへの楽曲提供を中心とした活動もちょくちょく追いかけさせていただいています。

その中で今回推したいのがこのCD。民族風の楽曲を中心としたテーマCDで、志方さんの織り成す神秘的・幻想的な世界に誘ってくれます。こういったCDは「Navigatria」「RAKA」「Harmonia」etc...色々出されていますが、あえて!私はこれを推したい!

タイトル通り、悲しげな曲が多いサウンドトラック。切に豊穣を思い、幸福を願い、運命に惑いながら祈る乙女達の声を聴くかのような1枚です。このCDに限らず、志方さんの曲は「祈り」を連想させるものが目立ちますね。特に好きなのが「Come Raggio Di Sol」で、次々と飛び交う歌声が心地よく、物悲しいのになぜか惹かれてしまいます。

上述の通り悲しい曲が多いトラックとなっていますが、「ロマの娘」「古」の力強い生命力や、「Se L'aura Spira」の優しい歌声、二つの「MARE」の対比など、どこか希望も感じさせる音楽集です。

貪欲に中世世界を駆け回る

Rani

Rani

  • Faun
  • ゴシック・ロック
  • ¥200
2 Falken

2 Falken

  • Faun
  • ゴシック・ロック
  • ¥200

 1曲ごとの購入だったのでCD自体のオススメではありません。民族楽器を使用した中世風の楽曲を多く手がけるドイツのバンド「Faun」の紹介です。私はその手の音楽にはそこまで詳しくないものの、ネット上にある様々な動画を通じてこの種のバンドについて知る機会があり、iTunesStoreで様々な音楽を購入しました。その中でも気に入っているのが「Faun」の手がけた上記CDに収録されている「Rani」そして「2 Falken」です。

Zaubersprueche収録の「Rani」は炎を思わせるような情熱的な曲。Totem収録の「2 Falken」は物悲しい歌曲と、対照的な2曲。これだけでなく、この「Faun」というバンドは最近に至るまでかなり沢山のCDを出していて、様々なバリエーションの現代的中世音楽が楽しめます。アクの強めな楽曲ばかりで、あの辺りの(どの辺りだ)癖の強いフレーズが大好きな人ならたまらない曲ばかりです。

他にも、「Dealan」「Flook」「Bill Douglas」などなど、世には中世音楽を愛する音楽家が沢山います。アクの強い中世音楽を探している方は、こういうバンドから探してみてはいかがでしょう。(というか私も良く知らないので、オススメあったら教えてください!)

壮大な冒険へ出かける

こちらはつい最近の作品から。ライトノベル原作のアニメRe:ゼロから始める異世界生活のサウンドトラックです。まさに冒険ファンタジー、分厚いオーケストラによる壮大でかっこいい曲が揃っています。「魔女」というのが一つのキーワードになってくる作品でもあるので、「愛と漆黒の輪舞曲 - MainTheme -」「魔女の呼び声」など狂気を感じる曲があるのもポイント。コーラスが多めのサントラでもあり、「怠惰」「絶望と贖罪のヒュムネ」は個人的に病みつきになりました。もちろんほのぼのした曲もあり、緊迫した場面から日常風景まで幅広くカバーしています。

また、ストレートなファンタジー曲だけでなく「Re:verse」「悪意の咆哮」など現代的な雰囲気に合う曲も収録されています。今回のテーマとはちょっと逸れますが、SFっぽい曲を探している人にもオススメです。iTunesStore等で1曲だけ購入する手段もありますしね。

ともあれ、前に出すぎず作品を支えるタイプの楽曲群なので、アクの強いのが苦手なんだけどなんか良いファンタジー曲ない?という貴方に。いざ、冒険へ!

近代の街並みと人間模様

パリジェンヌと猫とハンドバッグ(CCCD)

パリジェンヌと猫とハンドバッグ(CCCD)

 

ここからはちょっと現代に寄っていきます。

フランス出身ののシンガーソングライター「カミーユ」によるCDです。実はこのCD、どこかの動画サイトで彼女の歌う「Paris」を試聴し「うわああああかっけええええ」と勢いだけで購入したものでして、翻訳盤に気付かず輸入盤を購入してしまった苦い思い出のあるCDでもあります。アホか。

私、特別彼女のファンということはないのですが、このCDは素晴らしいです。私の心を攫っていった「Paris」の格好良さもさることながら、「Un Homme Déserté」のエロティックな歌声に「Les Ex」のコミカルな曲調、メルヘンチックな入りで始まりシビアに展開する「1,2,3」に、空しさ漂う「Je Ne Suis Pas Ta Chose」など、様々なバリエーションの曲があり、いちいち遊び心もあって楽しい。

経緯が経緯なので、当初はBGMにする気など毛ほども無かったこのCDなのですが、ちょっと思い立って近代寄りの世界観で恋愛小説を書いた時、このCDの曲が凄まじくマッチしていたんですよね。都会的な雰囲気もイメージにぴったりでした。

「ヨーロッパはヨーロッパだけど、もうちょっと現代に近い世界観なんだよなあ」と思っている貴方に。

静かな夜の街並みに響くピアノ

エヴァーラスティング ビル・エヴァンス~オールタイム・ベスト【完全限定生産】

エヴァーラスティング ビル・エヴァンス~オールタイム・ベスト【完全限定生産】

 

 こちらはジャズCDです。ジャズ好きな方ならビル・エヴァンスと聴いて思わず前のめりになったりするのでしょうか。まあ私はジャズは全く詳しくないのですが、ビル・エヴァンスについてはなんだか好きでCDを2枚持っていまして、これはその内の一つ。「Everlasting」と言うタイトルで、ビル・エヴァンスの奏でるジャズ音楽集です。

彼のピアノは一言でいえば独創的。わりと音があっちこっちに飛んだり跳ねたりします。でも着地してきた音がパンチの効いた音かと言えば全く逆で、優しくてロマンチックなんですよね。静かな寒い夜に、落ち着いたバーでワイングラスを手に取りながら聴きたいCDです。創作の他、疲れた時にも良く聞いて癒されています。

ただ、創作中のBGMとして使うなら「うおあああそこで盛り上がらないでえ!」となることも多いので、用法容量を守って正しくお使いください。

シリアスな現代ファンタジー

ウィッチハンターロビン ORIGINAL SOUND SCORE I

ウィッチハンターロビン ORIGINAL SOUND SCORE I

 

最後に紹介するのはこちら。私が「深夜アニメ」を知った最初であり、今でも愛してやまない作品の一つ。アニメウィッチハンターロビンのオリジナルサウンドトラックです。「ベン・トー」「ヨルムンガンド」「アカメが斬る!」など、数多くのアニメ楽曲を手がけている岩崎琢さんの楽曲が主に収録されています。

シリアスな展開にぴったりのクールな楽曲が中心のこのサウンドトラック。舞台が現代・主人公が敬虔なクリスチャン・教会組織も絡み魔女の話が出る。・・・ということもあり、楽曲も現代ドラマ的な趣を感じさせつつも、前時代的なニュアンスや教会を連想させるようなフレーズが散りばめられています。しかもその両方が全く違和感なくメージできる、驚くほどバランスの取れた楽曲群です。特に「KYRIE」は個人的にツボで、ちょっと別世界に旅立ちそうになってしまいました。「FLAME」など、単純にファンタジー世界観のBGMとしてもクオリティの高い楽曲が揃っています。

ただこのCD、現在では入手がちょっと面倒ですamazonでは出品者から購入するしかなく、多少割高になっています。

私自身、オンエア時にちょっとだけ放送を見て、数年経ってもオープニング映像が忘れられず曖昧な記憶を頼りに探す・・・という経緯でこのアニメを見ており、バンダイチャンネルで視聴した時にはオンエア終了からすでに数年の時が経過。サントラCDの購入ともなると更に後になったので、すでに割高になっていて大変でした。でもその価値はあると思います。超おすすめです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。すごく趣味に走ったまとめだったので、人によって合う合わないが激しいかと思います。語りたいあまり文章も長めになってしまいました。

まあ、全部読んでもらえるとは思っていませんので、流し読みしつつ「へえ、こんな曲もあるんだ」と思っていただけたら幸いですヽ(´∀`)ノ