突然ですが皆さん、ソロプレイはどれくらい嗜んでいるでしょうか。
メインストーリーで手に入るカードが優秀ということで、とりあえず全部やったという方。超級クリアの実績報酬が200ルピーとおいしいのでプラクティスに挑戦したという方、多いんじゃないでしょうか。私自身、CPUだと舐めてかかったら意外と苦戦した記憶があり、未だエルフの8章は苦手です。10月27日のアップデートでは「ダークネス・エボルヴ」のカードを含んだ「上級2」がプラクティスに追加されるとかで、今後の「ソロプレイ」モードの展開も楽しみです。
で、そんなソロプレイモードなんですが、なにもチュートリアル要素や報酬だけが全てじゃありません。
カードの仕様をチェックしたり、組み合わせが上手く噛み合っているか確認するのにも、ソロプレイは最適です。対人戦と違っていくらでも悩めますし、なにより試したいことの為に余計なプレイをしても迷惑がかかりません。テキストを読んでもいまいち効果が分からないカードって結構あるので、プラクティスの存在は本当にありがたい。
ネクロマンサー強化週間が終わってのち、ちょっとデッキをいじくり倒したい欲が治まらなかった私は、こうしてモルディカイを増殖する作業をしたり、他にも効果がよく分からないカードや、対戦ではなかなか実現できないプレイを色々と試していました。
そんなわけで今回は目標から脱線して、「あんまり見かけないけど気になってるカード」を使ってプラクティスで遊んできた様子を書いていきたいと思います。
現在の目標:各クラスでランクマッチ100勝
現在のランクマッチ:クラス別勝利数(数字は勝利数)
エルフ: 20
ロイヤル:161 → 166(+5)(達成済)
ウィッチ: 40 → 44(+4)
ドラゴン: 80 → 81(+1)
ネクロマンサー: 49 → 55(+6)
ヴァンパイア: 74 → 78(+4)
ビショップ: 13 → 19(+6)
ドラゴンと契約した魔術師「ドラゴンメイジ」に次元を超越していただく
今日の最初の一枚。ドラゴンって「ドラゴン」クラス以外にもわりといて、ネクロマンサーなら「ファントムドラゴン」、エルフなら「エンシェントフォレストドラゴン」といちいちカッコイイんですが、その中でも個人的にぐっとくるフォロワーがいます。
ウィッチの7コストフォロワー「ドラゴンメイジ」。効果は「自分がスペルをプレイするたび、ドラゴン1体を出す」・・・そう、夢のドラゴン召喚カードです!
ドラゴン召喚ですよ、ドラゴン召喚!アミュレットからぽーんと出てくるドラゴンもそれはそれで魔方陣から召喚してるっぽくてかっこいいのですが、魔術師が召喚するというのが良い!「神竜と契約せし稀代の魔術師。彼が己の魔力を捧げた時、大いなる竜が降臨する。」というフレーバーテキストにも痺れます。
で、試してみたいのがドラゴンメイジ→次元の超越→次元の超越でドラゴンを2体召喚し一気に20点以上狙えないかなーというもの。まあ実験台はプラクティス初級なので10点が限度なのですが、どれくらいかかるものなのか確認したかったのです。
ただ、このプレイを試すにあたり一つ問題があって、ワタクシそもそもドラゴンメイジを1枚しか持っていない。超越ウィッチを少し触りだしたので、時空の超越やらファイアーチェインやらにレッドエーテルを費やしてしまい、貯蓄はすっからかんです。そんな私のアホなプレイに付き合ってくれるのは、やはり・・・!CPU様しかいねえ!
そんなわけでアリサさん(初級)に手伝ってもらいました。超越デッキを1枚ドラゴンメイジにしただけのデッキ。どうなるかと思っていたら、初回にして早くも理想的な手札!
そして時は来たれり!
ドラゴンメイジを場に出し、コスト0になった次元の超越を使用。ちょっとスクショのタイミングを逃してしまいましたが、ドラゴンを召喚した状態でターンエンドに成功。次のターンです。
見事、次のターンになり、更に次元の超越で盤面にドラゴンを並べることに成功。大満足です。(すでにルーンブレイドサモナーが貯まってるじゃねえかというツッコミはナシで)
ドラゴンばかりに目がいってうっかりしてたんですが、次元の超越を使ってから次のターンに行くと、ドラゴンメイジの4点分があって4+5=9点。更に次のターンになって次元の超越を使うと4+5+5=14点なんですね。つまり超越が2枚あれば23点は最低はいる計算に。他のスペルを使える状態だったらもっと恐ろしいことになります。この4点は結構馬鹿にできない数値。まあ、コスト7はちょっと重い気もしますが、もし次元の超越2枚の準備が整った状態で、フィニッシャーに困っている時に「ドラゴンメイジ」が来たら・・・。
なお、ランクマッチでちょろっと戦ったところ、こんな盤面を実現することに成功したので報告いたします。PP9で超越を手にできないまま来てしまったので、せっかくならドラゴンメイジに出勤してもらおうかとドラゴンメイジ→爆炎の握撃→運命の導き→ゴーレムの練成でぴったりPP9。計21点を盤面に並べることに成功しました。しかも相手はドラゴンですよ!ドラゴン!ドラゴン相手にドラゴンで挑むとか、ロマンありすぎ!
まあ、決めてくれたのはルンブレさんなんですけどね!この対戦は相手が超越を警戒して手札を温存し、あまり盤面に並べてこなかったのも幸いしました。実用的なカードじゃないと思ってたけど、実は1枚だけなら入れておいて損はないフォロワーなのかもしれません。超越を使い切っても彼さえ出てきてくれれば希望が持てる。
味方の進化が自身を強くする「忌むべき悪魔の像」 効果が発動したところを見たい!
2回目の日記でダークネスエボルヴについて書いた時、進化が条件になるフォロワーについて紹介しました。その中でも良く採用されているのはビショップのフォロワー「天界の忠犬」でしょうか。自分の場に進化後フォロワーがいると+0/+2して更に守護を持つカードで、4点を突破するのはなかなか骨が折れます。非常に優秀なフォロワーです。
対してこちらも味方の進化が条件となるカード。このカードは最初から守護がついていますが、ちょっと条件が厳しくて、ファンファーレで「自分の場に進化後フォロワーが2体以上いるなら、+4/+2する」といった効果を持っています。2体以上のフォロワーが強化の条件となるカードなのです。
もっともこのカード、ダークネス・エボルヴが出てからは実現不可能というわけではありません。「クリスタリアプリンセス・ティア」はクリスタリア・イヴをEP消費無しで進化させられますし、「ネプチューン」は召還したオルカを進化時に一緒に進化させることができます。「アークエンジェル・レイナ」なんか、進化していないフォロワーを全部進化させてきます。上手くいけば場に一気に進化フォロワーが並ぶのです。それらのカードに合わせて考案されたカードなのでしょう。
しかし、特定のカードとの組み合わせがほぼ必須となります。普通にやっていたら進化したフォロワーが場に2体も並んで、しかもコスト2を出す余裕がある場面なんてそうそうありません。しかし一度でいいから見てみたい!
というわけで作ってみました、「忌むべき悪魔の像」の為だけのデッキ!ドラゴンを採用したのはPPをさっさと上げる手段と、コストを下げるカード(騎竜兵や鳳凰の庭園)があること、上で挙げた「ネプチューン」「アークエンジェル・レイナ」をたまたま持っていたからです。カードを引く手段もたっぷり用意していざ出陣!
またアリサさん(初級)にご協力をお願いしました。幸いにして、初級は比較的フォロワーの除去を優先してくれます。アイラがちょうど2枚出たので順番に置いていったら、きっちり除去してくれました。PPは一気に7に。
そしてPP7で神龍の御力をお借りしたところ、早くも忌むべき悪魔の像が出てきてくれました。騎竜兵も出ているので、「忌むべき悪魔の像」をさくっと0コストにしてしまいます。これで万が一レイナがきても安心。あとは、ぼうっとネプチューンかレイナを待ちつつフォロワーを処理していくだけです。
そしてついに!ネプチューン御降臨!!まあ、騎竜兵を進化させちゃってもOKだったんですが、せっかく来ていただいたので進化していただくことにしました。
これで盤面に3体の進化フォロワーが並びました。条件を満たしたため、「忌むべき悪魔の像」も黄色い光を発しています。
登場は案外あっさりしたものでしたが、こうして並ぶと壮観ですね。この後、思う存分普段使わないフォロワーのボイスを堪能したあと、戦いに勝利しました。実戦で使うなら条件の厳しさもさることながら、あっさり除去される可能性が高いのが難点でしょうか。でも2コストで0/3は、考えようによっては便利かも?
「ホーリーメイジ」はどこまで強くなるか
ビショップでは珍しい潜伏カード。「自分の場にアミュレットが出るたび、+1/+1」します。ランクマッチやフリーマッチでもあまり見かけず、出されてもそこまで強化されるのを見たことがありません。どこまで強くなるかふと気になりました。早速プラクティスの力を借りて検証です。
でもこれが結構大変で、向こうもCPUとはいえ勝ちにきていますから容赦なく顔を狙ってきます。アミュレット増し増しの内容だとどうしても対戦を長引かせることができません。今までサンドバックにされた恨みを晴らすかのように、アリサさん(初級)は連勝を重ねていきます。あ、あかん!負けては元も子もない!
というわけで、初級相手でもギリギリ戦えてアミュレットを使いまくれるデッキを試行錯誤しました。幸いにして、このカードがメインのデッキを考案した偉大なる変人、もとい偉大なる先人がいたため、デッキを作るのにそこまで苦労しませんでした。ありがたや、ありがたや。
一新したデッキで、早速アリサさん(初級)にリベンジです。
しかし、今度はアミュレットが出ない。この戦いでは、1ターン目にしてホーリーメイジが出たのは良かったものの、アミュレットが出ないターンが続きました。盤面を維持しなければならない、でも最高のロマンプレイを目指したい・・・。難しいところです。フォロワーの数をギリギリまで減らしていきます。
結局、粘って自力ではこれが限界でした。進化して28/29(元は26/27)。なんとかデッキに積んだアミュレット25枚を使い切りました。いやあ、ロマンです。「詠唱:夢想の白兎」があったらもっと稼げたかもしれないのが惜しい!こういったロマンは今や「太陽の巫女・パメラ」が上を行き、ビショップには「エイラの祈祷」もあるしでホーリーメイジはもはや地味な部類かもしれませんが、潜伏持ちのお陰でプラクティスでも伸び伸び育てられます。 皆さんもいかがでしょうか。
まとめ
今回はここまでです。正直、思いついてやってみようと思った時はすぐ終わるだろうと高を括っていましたが、どれもこれも時間のかかるものばかりで、ホーリーメイジなどは意地になって日を跨いだりもしました。
たまには普通の対戦を離れていろいろ試してみるのも楽しいものですね。ロマンかと思いきや意外な実力を発揮してくれたりと、発見の多い検証でした。まだまだ試したいカードはあるので、また気が向いた時にでも第二弾を書くつもりです。